田舎の道草

田舎の道草徒然日記

旅の想い出

2008-04-11 | 旅行記

先日、家族で会津方面へのドライブを楽しんだ。

猪苗代湖の湖畔から眺める雪化粧した磐梯山は、とても美しい。

猪苗代湖を鏡に化粧する磐梯山は女性の山と言われている。

青い空、青い湖、そして雪化粧した磐梯山がとても好きだ。

白亜の洋風な建物「天鏡閣」を見学、かつて昭和天皇が

新婚時代に過ごされた処とか。各部屋には贅をこらした調度品が

残っており、暫し高貴な気分を楽しむことが出来る。

会津の藩校「日新館」を見学、戊辰戦争で悲劇の最期を遂げた

白虎隊の隊士が学んだ藩校である。全国初の水練場(プール)も

備える藩校は、当時、全国でもトップクラスの教育が行われていたと言う。

当時、旅人が疲れを癒した宿場町「大内宿」を見学、藁葺き屋根の

建物が道を挟んで並んでいる。道端には小川が流れている。だいぶ

観光地化された感があるり、どの軒先でもお土産物を売っている。

そこで、餅、煎餅、団子、漬物、蕎麦などを食べるのも楽しいものだ。

大川沿いに奇岩「塔のへづり」の名所がある。暫し自然の驚異を堪能する。

旅の楽しみ方は三度あるとよく言われている。旅の計画、現地、そして

写真等による想い出を楽しむことだ。

写真による想い出を楽しもうと画像を編集しようとした時、めまいを覚えた。

画像が一枚も撮れていないのだ。SDカードをカメラにセットするのを

うっかり忘れてしまったのだ。

愛用のデジタル一眼レフカメラの前で、感動のシーンを背景に会心の笑み、

会心の神妙な顔、会心のVサインポーズを数多く決めたのはなんだった

のだろうか。

その日、家族団欒の場に冷たい空気が流れたのは言うまでもない。