田舎の道草

田舎の道草徒然日記

雪に文字

2013-12-15 | 日記・エッセイ・コラム
今年初めて、我家の庭が雪に覆われた。
真っ白な雪を見ると、幼い頃、野原の真っ白な雪に、
オシッコで文字を描いた事を想い出す。
その文字が途切れてしまったため、兄にその続きを
頼み完成させた事を想い出す。
どんな文字だったかは忘れたが、草書体に仕上がった
ことは間違いない。
例えば、画数の少ない「太」を楷書で描こうとすれば、
3回もオシッコを途中で止めた上、最後の「点」で
4回目。これは至難の業に違いない。
今年の漢字「輪」は、15回。ムリ!!
ネーチャーコールドミー(自然が自分を呼ぶ)により
オシッコを催してきたら、大人の今、大自然の中で
何かの文字に挑戦してみるのはどうだろうか。
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ダンシャリアン

2013-12-01 | 日記・エッセイ・コラム
やましたひでひこ著によれば断捨離(ダンシャリ)とは、
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
単なる片づけや、整理整頓とは違いモノへの執着を捨てる
ことが最大のコンセプトだとか。

昔人だから、モノを大事にし、もったいない、いつか使う時が
くるかもしれないと捨てられないでいたが、先日、我家に眠る
折りたたみ式ベット、半畳の畳4枚、ケルヒャー高圧洗浄機、
掃除機、家庭雑貨等を思い切って断斜離してみた。
思い切って手放してみると、意外と心もスッキリするもので
物への執着から解放された瞬間だったのかもしれない。

2階にあった折りたたみ式ベットを階段から降ろすのに
妻と二人で難儀した。あまりの重さに断念も考えたが
何とか降ろすことが出来た。その奮闘ぶりは、階段の傷として
残ってしまう程だった。

物への執着が捨てきれていないのか、ほとんどの物は、
リサイクルショップへ持ち込むことにした。
買取価格は、いくらになるか「捕らぬ狸の皮算用」をしてみたが
買取価格を提示され、ビックリ。
折りたたみ式ベット=200円
電子辞書=200円
生活雑貨品=まとめて100円
ケルヒャー高圧洗浄機=1200円

以前、提示価格の安さに思わず持ち帰って来たことがあり、
その時の事に対し、今回は事前に妻に諭されていたこともあり、
提示価格に応じることにした。

動かない掃除機は、巡回中の廃品回収業の方に持って行って
もらったが、そこでも物への執着心が蘇ってしまった。
トラックに積んであったスピーカ―を見て、「このスピーカー
もったいないですね」と声を掛けたら、欲しかったら置いて
行きますよに二つ返事で頂いてしまった。

また、物が増えることになり、「断捨離」と「もったいない」が
心の中で綱を引き合っている私がそこにいた。