田舎の道草

田舎の道草徒然日記

「KANO」映画観賞

2015-01-25 | 日記
「KANO」台湾映画を観て来た。
日本が台湾を統治していた1931年、台湾のKANO(嘉義農林学校)の
野球チームが台湾代表として甲子園に出場、準優勝を果たしたという事実に
基づいたストーリーで、このようなことがあったことを映画を通して初めて知った。
甲子園での高校野球は、毎年私達に感動を与えてくれるものだが、映画もまた
同じ様に感動を与えてくれた。
パパイヤの樹の根っ子に釘を打ち付けると、大きなパパイヤの実を付けるとのこと。
日本の杉の花粉もまた、前の年、異常気象だったりすると、子孫を残そうと花粉を
いっぱい飛ばすという話を聞いたことがある。
逆境に立ち向かう諦めない姿に涙した。
映画の後は、決まって近くのカフェで映画談議。
今回の映画は、新聞掲載の台湾情報から得たとのことだが、妻は「東京国立博物館」
での特別展「台北 國立故宮博物院(神品至宝)」を観て以来、台湾への興味が深まっ
ているようだ。
台湾旅行の誘いが予想されてならない。

ラリー

2015-01-25 | 日記
先が短くなってきたせいか、未来より過去を思い出すことが多くなってきた。
息子が小さい頃、近くの公園でキャッチボール、バトミントン、テニスをしたり
デパートのスポーツコーナーで卓球をして楽しんだものだ。
初めの頃は、当然のことながら、ボール、シャトルをラケットに当てるのがやっと。
上手くならなくて嫌になるのもこの頃なのだが、何回も何回も時間をかけ繰り返す
ことで上手くなり、ラリーが続いてくると楽しくなってくる。
「ラリーを何回続けよう!」と二人で目標を決めて打ち合う。
目標を達成するには、まず自分がミスをしないこと、相手が打ち安いボール、
シャトルを打ち返すこと、相手が打ちにくいボール、シャトルを打ったとしても
大丈夫と打ち返す。こんな緊張感がたまらない。
自分を制し、相手を思い遣り、いたわり合う事の大切さをラリーを通して教え込ん
できた。
高校生の頃からだったろうか、いやに攻撃的になってきて、キャッチボールをすれば
手が痛くなる程のスピードボールを投げ込んでくる。
卓球では、シェークハンドでやたらスマッシュを打ちこんで来る。
試合でもしようものなら、右、左と揺さぶって負かしにくる。また、バトミントン
のゲームでもスマッシュを連発、試合では勝てなくなってしまった。
頼もしくもあるが、少し淋しい。息子から勝負の厳しさを教えられた気がする。

断捨離

2015-01-12 | 日記
年末年始の休みより、ゆったり休めるような気がするこの連休、
断捨離をしてみた。
長いこと保管していた取扱説明書、機器は既に壊れて家に無い
のに何故保管していたべ。
東京勤務時、余暇を利用しての名所旧跡のパンフレット、思い
出にいつまでも浸りたかったのだべか。
申請書写し、領収書等々あることあること。
雑誌、チラシは、近くの生協に持って行き、ポイントと交換。
申請書、領収書等は、個人情報満載なので、ただ捨てられない
と思い我家で裁断機にかける。
裁断機の紙屑が容器いっぱいになったのでゴミ袋に移そうと
して驚いた。
裁断された紙から住所、氏名がはっきりと読み取れる。
テープ状に裁断される裁断機に要注意。
そのうち、スクランブルに裁断する裁断機にするべ。
ゴルフの古いスコアカードも出てきた。
スコア10Xは、今でも変わらない。毎週練習場に通って、
筋肉通になるくらい打ち込んでいるのにと悩む。
ゴルフ練習は無駄だべと妻に悩みを打ち明けるが、「練習して
いるからこそ、今のスコアが保たれているのヨ」と衰える体力を
練習で補っているのだと説く妻。何とポジティブな妻だべ。
これから練習に行ってくるベ。そしてスコアカードは捨てない
でいつまでもとって置くベ。

断捨離については、2013.12掲載の「ダンシャリアン」
を参照されたい。

手作り作品

2015-01-03 | 日記
久しぶりに物作りのDNAが蘇った。
1.コースタ―
  革に図柄を描き、図柄の線にナイフで切り込みを入れる。
  図柄に金属製の刻印を打ち込み、凹凸と模様で図柄を強調する。
  よく、図柄の入ったバック、ケース等の革製品を見掛けないだろうか。
  少し稚拙ではあるが、見よう見真似の作品としては、まあまあの出来に
  自画自賛。





2.キーケース
  トヨタプリウスのキーに紙を切り貼りしながら、形を整え、デザインを
  創作しながら型紙を作る。
  革をカットし、刻印で模様を入れ、バネホックと糸でキーを包む。
  ここでは、バネホックの取り付け方をマスターする。













3.タバコケース
  キーケースの時と同じように、タバコの箱に紙を切り貼りしながら、形を
  整え、デザインを創作しながら型紙を作る。
  革をカットし、刻印でバスケット模様を入れてみた。
  ここでは、手縫いによる革の縫合の仕方をマスターする。















4.パスケース
  息子のオーダーによりパスケースを作る。入館証を入れるケースとのこと。
  カードの大きさを計測して型紙を作る。
  革をカットし、フィルム、ハトメ、バッチを装着して縫合。
  ここでは、ハトメの取付け方をマスターし、手縫いによる革の縫合の
  スキルアップを図る。









後記
 物を作るということは、目的にあった道具と材料を準備することから始まる。
 革製品の場合、カッター、刻印、バネホック、ハトメ等々今まで使っていない
 道具が必要になってくる。
道具を揃える事に大変な労力を費やすことから、道具を揃えた段階で作品が
 出来上がったような錯覚に陥るのは、前述のブログ「用意周到」のとおり。
 ただ今回の場合は、道具を揃えた段階で即制作に取り掛かり、数点の作品を完成させた。
 制作するものが明確だったからだろう。
 息子のタバコケース制作については、常日頃、息子(前述ブログ「昔話」の語り手)に対し、
 タバコは、身体に良いことはないから、やめろやめろと提唱し続けているにもかかわらず、
 3個も作ってしまったことに反省。「ダメよ、ダメダメ」と言ったところだろうか。
 作品数、コースター1枚、キーケース2個、タバコケース3個、パスケース2個の作成は
より良い物を求めようとする向上心がそうさせているのだと信じたい。