田舎の道草

田舎の道草徒然日記

秋空の下、風になる

2014-10-19 | 日記・エッセイ・コラム
秋空の下、風になる。
清々しく晴れた今日、バイクで秋を探しに風になる。
風になって眺める清流、湖、秋桜、そして遠くそびえる蔵王の
山々に秋の始まりを感じる。
清流、湖面に心を清められ、花に癒され、雄大な眺めに
寛容な心をもらい風になる。
蛇行する道を右に左にバンク(車体を傾けること)させながら
エンジンの鼓動と共に風になる。
清々しく晴れた今日、バイクで秋を見つけて風になる。
























高いスタンプ代

2014-09-15 | 日記・エッセイ・コラム
財団法人日本城郭協会監修の「日本100名城に行こう」公式スタンプ帳
というものがある。
去年このスタンプ帳を購入し、今まで100名城のうち16個所のスタンプを
押した。
今まで相当の数の城を観て来ているもののスタンプの数としては少ない。
今年の春先、盛岡城の桜を観に行ったことは、「H26.5盛岡方面日帰り
コース」H26.5.22 のブログで紹介させていただいたとおりであるが、その際、
スタンプ帳を持って行くのを忘れてしまった。
また、「H26.5福島方面日帰りコース」H26.5.18で小峰城を観に行って来た
時にも同様にスタンプ帳を忘れてしまった。スタンプ押印の数が少ない
所以である。
スタンプ数挽回のため、この連休、高速道路を利用して盛岡城まで行って
来た。
片道約200km約2時間ETC料金3,070円。盛岡城のスタンプのため
にである。食事を含めれば約10,000円のスタンプ代、何と高いスタンプ
代であろうか。
今、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」が放映されているが、戦国武将軍師
黒田官兵衛所用の兜「銀白檀塗合子形兜(ぎんびゃくだんごうすなりか
ぶと)」が盛岡にある。
何故、黒田官兵衛の兜が盛岡にあるかを語れば長くなるが、簡単に説明
すれば、黒田家の家来栗山善助が黒田官兵衛臨終の際この兜を賜った。
その後、栗山善助の子は、黒田官兵衛の孫と「黒田騒動」で衝突。栗山家
が盛岡藩主の南部家へ流され時、その兜を持参したことによる。
うんちくを付け加えるとすれば、「♪酒は飲め飲め、飲むならば~♪」で
始まる黒田節と、その舞は黒田家の家来がモデルとか。
係員に兜について尋ねてみると、今まで見向きもされていなかったが、
大河ドラマで急に脚光を浴びるようになり、残念なことに、現在は、全国の
博物館を巡回中とのことで兜は不在であった。
兜の不在でスタンプ代がより高いものに感じられてならない。


諦めない

2014-08-09 | 日記・エッセイ・コラム
先日、息子の職場見学を体験してきたが、そこに至るまでの
出来事を紹介したい。
息子が幼い頃は、親の職場を見せるという機会があったもの
だが、今になって息子の職場を見学することになろうとは、思
いもよらなかった。
今回の職場見学の機会は、息子の勤める会社が企画した
「Family Day」により実現したものである。
開催地の本社が東京にあるため、新幹線、宿泊場所の確保と
準備に追われながらも、息子の勤める会社に行けるとあって、
遠足のような、わくわくするおもいで指折り数えて待っていた。
開催日の数日前の真夜中に、息子から「急に名古屋出張に
なり、「FamilyDay」には参加出来なくなった。企画の規則で
社員同伴でないと、家族だけでは参加出来ない。申し訳ない」
という旨のメールが届いた。セキュリティ重視の会社としては、
当然と言えば当然の結果であるが、真っ暗な中でメールを読
んだせいもあってか、目の前が真っ暗になるのを覚えた。
失意のうちに、職場見学が出来なくても、暫くぶりの東京見物
を満喫することにしようと無理やり割り切ることにした。
そして迎えた当日、東京見物を満喫するという今までの意気
込みは、新幹線に揺られ東京に着く頃には、息子の職場見学
に参加は出来なくとも、息子が勤める会社を一目だけでも、
見ておきたいという親心というか、未練というか、はたまた執念
とでもいうべきか、そんな衝動に変わっていた。
気が付いてみると、会社のロビーの椅子に座り、社員同伴で
家族がどんどん社内に入っていく光景を羨ましそうに眺めていた。
息子に迷惑を掛けることになってしまうのではないかと随分
躊躇したものの、何がそうさせたのか受付の前に立っている
自分がいて、この度の事情を話し、「企画の規則は、じゅじゅう
承知しておりますが、社員同伴なしで見学出来るところは、何処
か無いでしょうか」と受付の方に尋ねていた。
受付の方が、御丁寧に応対してくれたものの、暫く待たされた
ため、「御迷惑をおかけしているようでしたら、これで失礼します
から」と、今までの半ば強引とも思える行動を反省し辞退を告げた。
受付の方が「今、案内する者が来ますのでお待ち下さい」との応対
に再び椅子で待っていると、「折角来られたのですから、今から
社内をご案内します」と総務部長が挨拶に来られ、部長自らが
社内を案内してくれることになった。
お蔭様で、会社のビジネス倫理、社会貢献活動等が力強く推し
進められていることを伺い知ることが出来た。また、働く社員一
人一人の生きいきした笑顔の挨拶と行動に素晴らしい社風を
感じ安堵した。
大きな企業でありながら、「Family Day」企画の規則に反しても、
臨機応変に対応してくれた受付の方から、お忙しい中、総務部長
自らが応じてくれたことに恐縮しながら感謝の意を申し述べた。
今回の出来事で、最後まで諦めない大切さをあらためて感じた
次第である。
その後、息子とは暫くの間、連絡がとれなくなったが、今回の
出来事に憤慨しているのだろうか、いずれにしても、半ば強引な
程の職場見学参加に起因していないことを信じたい。


我家が発電所

2014-04-06 | 日記・エッセイ・コラム
平成26年4月1日我家は、太陽光発電システムを設置し発電所としてスタートした。

最大出力100Wのソーラーパネル49枚による最大出力4.9KWの発電所である。

設置して5日間の発電状況は次のとおり(5日間は晴れの日に恵まれた)

①総発電力量        101.83KWh(③+⑤)

②消費電力量        102.01KWh(③+④)

我家の消費電力量は太陽光発電で賄われていることになる。

(内訳詳細)

③発電から消費した電力量 36.33KWh

④買電力量           65.68KWh(@¥30×65.68KWh≒¥1,970)
                   ※買電力料1KWh≒¥30 変動

⑤売電力量           65.50KWh(@¥38×65.50KWh=¥2,489)
                   ※売電力料1KWh=¥38 固定

⑥利益              ¥519(⑤¥2,489-④¥1,970)

⑦年間利益予測        ¥37,887(⑥¥519÷5日×365日)

⑧発電なかりせば電力料   ¥223,400(④@¥30×(②102.01KWh
  (電力料削減額)       ÷5日×365日))  

計算上、約8.7年(設備料÷(⑥+⑧))で設備料の元をとることになるが、

特にこの5日間は、ほとんど晴れていた中での計算であり。これからの

季節、天候による日照時間を考慮すると設備料の元をとるまでに約10年と

考えるべきだろうか。

自然環境への貢献と10年目以降の⑦年間利益+⑧削減額を考えると

満足である。

      



ブーツのあかぎれ

2014-03-21 | 日記・エッセイ・コラム
この冬、足を温めてくれたブーツに異変が生じた。雪融け道、
雨の日などに靴下が濡れるようになってきた。

それも靴底から濡れ出すのなら、それなりに理解も出来るが、
足の甲から濡れ出すブーツには理解出来ない。もはやブーツ
としての機能を完全に失ってしまったようだ。

ブーツの荒れた表面を見て驚いた。ブーツの表面があかぎれ
のように細かくひび割れしている。

2シーズン履き続けてきたブーツであるが、特にこの冬の
極寒と雪かきでの酷使に肌が荒れてしまったのだろうか。

今思うに、今のブーツの靴底にボッコ(ブログ「ぼっこが付い
た」の記事参照、)が付くこと、購入時、店員の方に防水ス
プレーを強く薦められたことが妙に思い出されてならない。

この冬、78年ぶりの大雪となった仙台。観測史上3番目と
なる35センチの積雪とのことだが、会津の雪国に育った私
には、それ程驚くほどの積雪とは思わなかった。
ただ、久しぶりの自宅と職場の雪かきには、普段使わない
筋肉を酷使したためか筋肉痛に悩まされた。

お彼岸を迎え、暑さ寒さも彼岸までの言葉どおり、雪は雨に
替わり、ようやく厳しい冬の終わりを感じさせてくれる。
足を温めてくれたブーツありがとう。お別れです。

20140312_081925_1_2


Imgp0446_2





電波時計を信じて

2014-03-09 | 日記・エッセイ・コラム
妻はある日、動かない腕時計を持ってホームセンターで電池交換を
依頼した。すると「この時計は、こちらでは電池交換が出来ません」
と断られたと残念がっていたので、私の職場にくる巡回販売の時計
屋さんに電池交換を頼んでやることにした。
暫くして、巡回販売の時計屋さんが来たので、預かっていた腕時計
の電池交換をお願いした。
腕時計を診ていた時計屋さん曰く、「この時計、電波時計でソーラー
電池だから二、三日太陽にかざして置けば、自然に正確に動き出し
ます。長い間、箪笥にでも大事にしまっていたのではありませんか」
とのことだった。

夕食時、事の一部始終を話し二人で大笑いしながらも、問題点を整理
してみると、ホームセンターの店員が、そういう時計であることを話
すべきだ、腕時計の仕様を持ち主は知っておくべきだというところに
落ち着いた。この腕時計は女性用のもので、妻が会社を退職する時、会社から頂い
たものであるが、ほとんど身に付けていなかったこと。取扱説明書は
既に無いこと。
また、腕時計が小さいため、刻印が虫眼鏡でようやくCITIZENと判読
出来るだけで、ソーラーとか電波時計を表す刻印は読み取ることが
出来ないことなども、要因のひとつだったかと思う。

腕時計を太陽にかざして1週間程になるが、腕時計の針はようやく
動き出したものの電波による正確な時をいっこうに刻もうとしない。
何年もの間、動かないでいたのだから、簡単に電波を上手くキャッチ
出来ないでいるに違いない。
もしかしてソーラー電池の容量がまだまだ足りないため、針を強制的
に動かす力が無いのかもしれない。
もう1ヶ月ぐらい待っても、電波が上手くキャッチ出来ないようなら
手動で時刻を合わせることにしようと思う。。


明けましておめでとうございます

2014-01-01 | 日記・エッセイ・コラム
明けましておめでとうございます。

皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
日頃ブログをご愛読いただきましてありがとう
ございます。
H20.2.3に初めてブログを掲載してから、早い
ものでもう5年の月日が経ちました。
この間、136件のブログを掲載させていただき、
お蔭様で4,849件ものアクセスがございました。
アクセスしていただく事に励まされ、これからも
ブログ掲載を続けてまいりますので、末永く
ご愛読のほどよろしくお願い致します。

掲載件数:2.3件/月
アクセス件数:2.7件/日


雪に文字

2013-12-15 | 日記・エッセイ・コラム
今年初めて、我家の庭が雪に覆われた。
真っ白な雪を見ると、幼い頃、野原の真っ白な雪に、
オシッコで文字を描いた事を想い出す。
その文字が途切れてしまったため、兄にその続きを
頼み完成させた事を想い出す。
どんな文字だったかは忘れたが、草書体に仕上がった
ことは間違いない。
例えば、画数の少ない「太」を楷書で描こうとすれば、
3回もオシッコを途中で止めた上、最後の「点」で
4回目。これは至難の業に違いない。
今年の漢字「輪」は、15回。ムリ!!
ネーチャーコールドミー(自然が自分を呼ぶ)により
オシッコを催してきたら、大人の今、大自然の中で
何かの文字に挑戦してみるのはどうだろうか。
20131215_101902







ダンシャリアン

2013-12-01 | 日記・エッセイ・コラム
やましたひでひこ著によれば断捨離(ダンシャリ)とは、
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
単なる片づけや、整理整頓とは違いモノへの執着を捨てる
ことが最大のコンセプトだとか。

昔人だから、モノを大事にし、もったいない、いつか使う時が
くるかもしれないと捨てられないでいたが、先日、我家に眠る
折りたたみ式ベット、半畳の畳4枚、ケルヒャー高圧洗浄機、
掃除機、家庭雑貨等を思い切って断斜離してみた。
思い切って手放してみると、意外と心もスッキリするもので
物への執着から解放された瞬間だったのかもしれない。

2階にあった折りたたみ式ベットを階段から降ろすのに
妻と二人で難儀した。あまりの重さに断念も考えたが
何とか降ろすことが出来た。その奮闘ぶりは、階段の傷として
残ってしまう程だった。

物への執着が捨てきれていないのか、ほとんどの物は、
リサイクルショップへ持ち込むことにした。
買取価格は、いくらになるか「捕らぬ狸の皮算用」をしてみたが
買取価格を提示され、ビックリ。
折りたたみ式ベット=200円
電子辞書=200円
生活雑貨品=まとめて100円
ケルヒャー高圧洗浄機=1200円

以前、提示価格の安さに思わず持ち帰って来たことがあり、
その時の事に対し、今回は事前に妻に諭されていたこともあり、
提示価格に応じることにした。

動かない掃除機は、巡回中の廃品回収業の方に持って行って
もらったが、そこでも物への執着心が蘇ってしまった。
トラックに積んであったスピーカ―を見て、「このスピーカー
もったいないですね」と声を掛けたら、欲しかったら置いて
行きますよに二つ返事で頂いてしまった。

また、物が増えることになり、「断捨離」と「もったいない」が
心の中で綱を引き合っている私がそこにいた。




親父の本懐

2013-10-28 | 日記・エッセイ・コラム
この休日、息子と初めてゴルフコースを回った。
場所は、仙台ヒルズゴルフ倶楽部。
http://locoplace.jp/t000107532/

親父の本懐!! 父親として、こんな幸せなことは無いと思う。
息子とゴルフコースを一緒に回ることは、息子が小学生の頃、ゴルフ練習場に
連れて行った頃からの願いであった。

息子は、コースを回るのは初めて、更にクラブを握るのも半年ぶりとのこと、
私は口には出さなかったものの、楽しみな半面、どんなゴルフになるのか、
後ろの組に迷惑を掛けてしまうのではないかという心配もあった。
そこでコース予約ではゴルフ場と相談、最終組で回れるよう配慮してもらった。
最終組で回れば、いくらボールを叩いても、後ろの組から急かされることもなく
存分にゴルフを満喫させることが出来ると思ったからだ。

息子は本番に強い。ドライバー、アイアンともホールを重ねる毎に上手くなって
いく。グリーン周り、バンカー、パターなど経験がものをいうところでは課題が
残ったものの、大叩きすることもなく、標準的な進行状況であった。むしろ前の
組のプレーの進み具合に待たされる程であった。

ゴルフ倶楽部ハウスの大きな湯船に浸かりながら、息子曰く「カート運転と
この風呂が一番いい」とのこと。(大物の片鱗か!?)
来年も一緒にカート運転と風呂を楽しむことを約束した。