3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の巨大地震が発生。
職場の6階事務室で、テーブルにしがみついて大きな揺れに耐えた。
1978年6月に大きな宮城県沖地震を体験していたが、今までにない
揺れの激しさに、巨大地震であることを直感した。
我社8階建のコンクリート外壁の一部が落下し、バス停を押し潰し
ていた。もしもバスを待つ方がおられたらと思うと・・・・。
避難時、このような状況を目の当たりにし、巨大地震であった
ことを確信した。
被災地と同行政区域にある自宅ではあるが、10数キロ離れていること、
高台にあることから、家屋の損壊、家具の転倒もなく、落下して
壊れた物を整理する程度で安堵したが、家族全員無事だったことが
何よりである。(被災された方々には申し訳ない気持ちです)
ライフラインが完全にストップした2日間、生まれて初めての
体験をした。
まず、水は、小学校でプールの水を浄化したものを給水として受けた。
長蛇の列に給水を受けるまで約30分位の待ち時間を要した。
水20?ポリタンクを運ぶのはかなり重く大変だが、車輪付きのポリ
タンクを準備していたため楽に運ぶことが出来た。
次に、停電時の情報収集のため、ラジオ兼懐中電灯、携帯電話を活用
していたが、