職場の同僚より高級魚アイナメをいただいた。
アイナメは割烹などでは高級魚として食膳に並ぶという。
いただいたアイナメの大きさは40cm超、生まれて
初めて見る大きさだ。我家のまな板をはみ出していた。
早速、刺身にするため頭を落し、骨の下に包丁を入れ
アイナメを三枚に下ろした。更に皮の部分を下にして
包丁で皮を剥ぎ刺身の出来上がりである。
アイナメの刺身はとても美味しい、白身でぷりぷり、
鯛の刺身に似ている。
三枚に下ろした骨の部分と剥いだ皮は火で炙って
食べたが骨についた身、皮もまた美味しい。
同僚は大きな船を持ち、よく釣りに出かけている。
ついこの間も留守中にカレイとアイナメを届けてくれた。
その時、大きなアイナメを見たことのない私は、
アイナメの縞模様からホッケと思い込み、開きにした
ことを同僚に話したら、あれはアイナメでホッケではない
第一ホッケは北海に生息する魚でこの辺の海には
いない魚だとのこと。大笑いをした。
海を見ないで育った私は、二十歳の頃、初めて海で
釣ったイシモチ12cmをあまりの嬉しさに魚拓にした
ことを思い出す。
同僚から釣りを誘われるが、酔うこと、泳げないこと
から断り続けているところであるが、40cm超の
アイナメはとても魅力的だ。