田舎の道草

田舎の道草徒然日記

あなたがいれば

2020-07-26 | 日記
先日、車のラジオから流れた内山田洋とクー
ル・ファイブ「東京砂漠」の曲を聴いて思わ
ず吹き出してしまった。
「♪あなたがいれば~あなたがいれば~♪」
のフレーズが、「♪あなたが入歯~あなたが
入歯~♪」と勝手に言葉が変換されて聴こえ
てきたためで運転が危なかった。
「♪あなたが入歯~わたしは虫歯~♪」
どうしよう「♪あなたが入歯~あなたが入歯
~♪」変換される入歯がどうしても耳から離
れない。
歯ッ、歯ッ、歯ッ、歯ッ「助さん、格さん」
なんか変、壊れた。
おかしい(変)>=おかしい(笑)

「元気ですか~!! 入歯があれば何処でも
何でも噛める。
い~ち、に~い、さん、『ガブッ!!』」

総入歯、さだまさし「雨やどり」の曲もまた
歯つながりで思い出してしまった。
小臼歯が中休みだとすれば、永久歯だったら
もう二度と聴けないことになっていた。
あの時も吐き出して、もとい吹き出してしま
った。

歯ッ、歯ッ、歯ッ、歯ッ「助さん、格さん」
なんか変、とうとう壊れた。
絶対おかしい(変)>おかしい(笑)

総入歯、誤解しないで、わだスまだ部分入歯
ですから。
「~いれば」の言葉がこうも勝手に入歯に変
換され耳から離れなくなるのは恋、もとい変
一度シャットダウンして再立ち上げでもして
みようか。
「再立ち上げ」無理無理無理。絶対無理!!


内山田洋とクール・ファイブ「東京砂漠」


SAB772 雨やどり さだまさし (1977)190519 vL FC HD




「ここは誰・・・」から始まる

2020-07-19 | 日記
ここまで長~いこと生きてきたが、先日、
生まれて初めてのある事態に遭遇した。
某ビル玄関の自動ドアから入ったものの出れ
なくなり、閉じ込められてしまったというも
の。最終的にはビルから出ることが出来たの
だがその間約20分、とても長~く感じた。 

それは、3階にある目的の事務所が休みだっ
たため帰ろうとしたとき、玄関の自動ドアが
開かない。
一般的には、入れなくても出れるのがセキュ
リティ上の自動ドアの役目のはずだが、どう
いう訳かそこは逆。誤作動をしてしまったの
だろうか。
閉じ込められたことを察した人間は、不安に
陥るもので、心理的に焦り、そして行動は
冷静さを失う。
まず「ここは誰?、私は何処?」的な思考
回路からそれは始まる。

このビルから脱出するにはどうしたらいいか
「心の中に分け入ってみよう」
(NHK「英雄たちの選択」ならぬ凡人の
選択)
「開かぬなら開くまで待とう自動ドア」
「開かぬなら開けてみせよう自動ドア」
「開かぬなら壊してしまえ自動ドア」
ここでは、両手でドアを無理やりこじ開ける
ことを選択してみるもビクともしない。
また、一階にあるドアというドアを開ける試
みもしてみたが何処も開かない。

この状況の中、冷静さを保てたと感心したこ
とが一つだけあった。
それは、二階より上に出口は無いと(当然
か)判断し地階に降りてみたことだ。
するとどうだろう、目の前に駐車場へ出れる
自動ドアを発見することが出来た。

してやったりと勇んで駐車場に出てみたもの
の車の出入口シャッターが閉まっていて、外
に出ることが出来ない状況に気付いた。
失意のうちにビルに戻ろうと自動ドアの前に
立ったら、今度はその自動ドアが開かない。
またもや、両手でドアを無理やりこじ開ける
ことを選択してみたもののビクともしない。
想像してみてください。ドアの間に指を入れ
大きく股を開いて力む姿を・・・。
この時は、この世の終わりを感じた。

暗くて静かな駐車場での約10分間は、何日
分にも思えるほどの長さだった。
とても長~く長く感じた。

その時、わだスと同じように駐車場に迷い込
んで来た人がいて、気の毒だなと思っている
と、「どうされましたか」と当ビルの関係者
らしく尋ねてきた。
「助かった~」当ビルに閉じ込められたこと
を説明し「出して下さ~い」とすがった。

すると、その人曰く駐車場の隅の小さなドア
を指さし「内側の鍵を回すと出れます」。
取り乱していたため、見つけられなかった小
さなドア、外の光が、とても眩しく感じた。

今、監視カメラに収録されているだろう取り
乱した自分の姿を思い浮かべると、とても
心配で眠れない。ピースサインを贈る余裕す
らなかったのだから・・・。
そして、あれ以来、自動ドアが開いてもすぐ
に入らず、その自動ドアから入った人が出て
来れることを確認するようになったのは言う
までもない。



「道化師」のよう

2020-07-12 | 日記
プラスチックごみ問題から始まったレジ袋の
有料化。
「レジ袋はどうしますか」
「袋はお持ちですか」
と必ず聞かれる。
それが本当に必要かを考え、ライフスタイル
を見直すきっかけとすることを目的とした
レジ袋の有料化。
ならばと、本当にレジ袋が必要かを考える
べく「レジ袋はいりません」と勇気を出して
言ってみた。
レジに置かれた品物を両手に持とうとしたも
のの品物を持つ順番、持ち方をどこでどう間
違えてしまったか、どうしても持てないペッ
トボトルが一本残ってしまった。
困っていると、それを見兼ねた店員がその
ペットボトルをもがいているわだスの指の間
に挟さめてくれた。いい実にいい店員さんだ
両手に持った品物と指に挟んだペットボトル
を持つその姿は、滑稽な芸を演じる物悲しい
道化師のようであった。
もしもあと2~3個品物が残ったとしても、
初志貫徹、レジ袋は絶対に買わず、首の下
股の間、服の中、ズボンの中に入れてもらい
悲惨な道化師となって持ち帰ったに違いない
品物を入れる袋の必要性を痛感した瞬間であ
った。
普段からマイバックを、首にぶら下げプラス
チック問題解決の一助とすることを決意した

プラスチックごみ問題を真剣に考える時、レ
ジ袋を有料化することなく、レジ袋完全撤廃
とし、持てない品物は没収というのはどうだ
ろうか。「ナンチャッテ」
この考えは、あまりにも短絡的であり理不尽
であると反省しきり。


道化師のソネット さだまさし



「母ちゃんファースト」

2020-07-05 | 日記
朝、出掛けに「また来てね」とそっと傘を
差しだす。
「また来るよ」と優しく手に触れそれを受け
とる。それは「やらずの雨」。

「ナンチャッテ」
言葉で戯れてみた。
「それっておかしいでしょう」
「いってらっしゃい!!」でしょ母ちゃん。
我家なんだから。

ある日、駐車場で母ちゃんが助手席に乗り込
もうとした時、ゴンと何かにぶつける音、
「車、大丈夫か」に、母ちゃんおでこを手で
押さえながら乗車。

「車、大丈夫かの前に母ちゃん大丈夫かでし
ょ」。
これ大事。そう何があっても まず母ちゃん。
かあちゃんファースト!!。
以前にも、地震の直後に母ちゃんの安否確認
をする前に「植木鉢大丈夫か」と電話をした
ことが蘇る。

「宣誓!!。何があっても「母ちゃん大丈夫
か」これ大事。何があってもまず母ちゃん。
母ちゃんファースト。」


イルカ&伊勢正三/ 雨の物語