田舎の道草

田舎の道草徒然日記

落ちているマスクを思う

2020-10-25 | 日記
近頃、街を歩いていると落ちているマスクが目につく。
落ちているマスクは、捨てられたものなのか誤って落ちてしまったものなのか知る由もな
いが、いずれにしても落ちていれば、街の美化を損ね、環境汚染にも繋がる。ましてウイ
ルスが付着しているとなれば、感染のリスクさえ考えられ、落ちていることに良いことは
一つもない。

マスクが不足し手に入り難かった頃には考えられなかった光景であるように思う。
そして落ちているマスクを見る時、飽食の時代に捨てられる食材、そして残飯によく似て
いるような気がしてならない。(個人の感想)
マスクや食材があれば、もっと生き長らえる人々が世界には多くいるのだろうに・・・。

コロナ禍を「どげんかせんといかん」特効薬が治験の段階にあるならばマスク着用は有効
な手段の一つであるに相違ない。まして、インフルエンザにも注意が必要となってきた今
、大切にしたいものだ。

我家の愛犬達にもウイルス対策のためマスク着用を徹底させ、際立った写真の写り映えを
狙ってみたものの、このマスクもまた、街に落ちているマスクと何ら変わりないことに気
付き反省しきりである。









「車に何らかの異常が発生し、暴走した」

2020-10-18 | 日記
名取市閖上(ゆりあげ)で毎週日曜日、朝市が開かれている。
朝市では、震災により壊滅的な被害を受けた人々が復興のためにいまだに頑張っている。
そこは、復興のために頑張っている人々とそれを応援しようとする人たちでいつも賑わう。
応援とはおこがましいが、太陽が高くなる頃、思い立ったかのように買い物、食事に出掛けることがある。

先日、そんな朝市からの帰宅途中、加齢によるものか「ここは誰、私は何処」の事象が発生してしまった。
それは、愛車プリウスを運転していて、ふと気が付くと帰宅するつもりが仙台空港に向かっていたというもの。
直進すべき何処かの交差点で無意識のうちに左折してしまったためである。(怖い)
問題は、その交差点が何処だったのが、左折した記憶がいまだに思い出せないことだ。(不安)
同乗していた母ちゃんにそのことを話すと「空港までのドライブ追加サービスだと思っていた」と言う。
「・・・」。ボッチを信頼しきっているそんな母ちゃんをボッチは誇りに思う。

当時のボッチの行動をかえりみるに、無意識に空港に向かったということは海外旅行願望。
はたまた現実逃避、逃避行を暗示しているのだろうか。
いずれにしても、いまだにその交差点が思い出せないこと、その行動の記憶が全く無いことに一抹の不安を覚える。
ただ、「・・車に何らかの異常が発生し、暴走した・・」の言葉を引用するならば
交差点でプリウスに異常が発生し、プリウスが勝手に方向を変えたものでは絶対ないことだけは断言出来る。

「そうヨ、ボ~ッチは牡牛座の男」

2020-10-11 | 日記
10月は、神無月。全国の神々が島根県の出雲に集まる月とされ全国にいる神様が留守になるという。
神様は年中留守にしているとボッチは思う。何故ならば神様が出雲に集まるのは「いづも」だから。
お後がよろしいようで・・。

信号機に「歩車分離式信号」と表示されている交差点が目につくようになってきた。
歩行者の横断中に車両が横切らないように、歩行者と車両の青信号のタイミングを分離している信号機とのこと。
交差点での事故を減少させるため、2002年9月から警察庁が全国的に整備を進めているものらしい。

交差点でのボッチの心の内に分け入ってみよう。
長年の運転において、横切る道路の信号が黄色に変わる頃、そろそろ発進だとアクセルに足を乗せ妙にソワソワし出す。
(個人的な心の内であり、すべてのドライバーの心の内とば相違があります。)

先日、車を運転していて交差点の信号が赤のため先頭で停止していたボッチ。
「歩車分離式信号」の交差点で、とうとうその存在を実感することに相成った。
当時、横切る道路の信号をチラ見しながら、赤色に変わるのを予測しアクセルに足を乗せ妙にソワソワしていた。
そんな時、歩行者が青信号で歩き出したことから車を発進させようとしたところ前方の信号が赤であることに気付いた。
良い子は決して真似をしないで下さい。安全を十分に確認してから発進しましょう。

このような危険極まりない話でありながら不謹慎だと思いながらもボッチの思考回路が急に乱れ出してしまった。
♪そうヨ、ボ~ッチは牡牛座の男~♪
♪お気のすむまで叱ればいいわ~♪
♪赤は止まれと言うけれど~♪
♪赤は鼓舞よ闘志よ興奮よ♪
♪赤を見たなら突進、猛進、まっしぐら~♪
♪そうヨ、ボ~ッチは牡牛座の男~♪
♪牡牛の星は一途な星ヨ~♪
と歌い出した。(不謹慎)
注;メロディーと歌詞は決して一致するものではありません。

「いづもボッチに神のご加護あれ~!!」

「頑張れヨ!!」「お前もな!!」

2020-10-04 | 日記
秋の季節を告げるキンモクセイの香りが漂いだした。
キンモクセイ(金木犀)を検索してみて解ったことがある。
素晴らしい香りを放ちながらも、その控えめな小さい花をつけること。
そして芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることから花言葉は「謙虚」「気高い人」とのこと。
また、金木犀の「犀」は、木肌が動物のサイ(犀)に似ていることに由来するともあった。
言葉の語源、由来を調べてみれば、秋の夜長もまた楽しからずや。

この夏が暑すぎただけに、今のこの気候がとても気持ち良く過ごしやすく感じる。
冬の厳しい寒さを越したあの春の陽気の感覚によく似ている。
この気持ちよさ、苦難を乗り越えた生きとし生けるものに与えられたご褒美なのかもしれない。

出掛けに、メダカと金魚達に「今日も頑張れよ!!」と声を掛けたら、「お前もな」と逆に励まされた。
そう励まされたような気がしたが、金魚の口元の動きをよく見ると「エ・サ・ク・レ!!」だった。
餌を与えられたことで苦難を乗り越えたメダカと金魚達、お腹を満たして満足感に浸っただろうか。
それにしても忙しさに名を借りたご無沙汰、餌忘れていてゴメンナサイ。
(金魚の口元の動きから意味を感じ取ることについては個人的な感じ方であり、感じ方には個人差があります)