将棋をテレビで観戦すると終盤に眠ってしまうことが多い。
記録係が読み上げる秒読みによるものである。
対局では持ち時間というものがあって、
持時間を使い切ると一手30秒で指さなければならない
ルールになっている。
記録係りは30秒将棋の場合、「10秒・20秒・1・2・3・4・5・6
・7・8・9・10」と秒を読み最後の「10」を読まれた対局者は
時間切れで負けとなる。
その記録係の秒読みが妙に眠りを誘う。
「ジュウビョ~・ニジュウビョ~・イ~チ・ニ~・・・・・。」
独特の言い回し、トーン、イントネーションは気だるく
子守歌のような響きである。
殆どの場合、「ハ~チ」くらいで眠る。