田舎の道草

田舎の道草徒然日記

将棋の秒読み

2009-07-12 | 日記・エッセイ・コラム

将棋をテレビで観戦すると終盤に眠ってしまうことが多い。

記録係が読み上げる秒読みによるものである。

対局では持ち時間というものがあって、

持時間を使い切ると一手30秒で指さなければならない

ルールになっている。

記録係りは30秒将棋の場合、「10秒・20秒・1・2・3・4・5・6

・7・8・9・10」と秒を読み最後の「10」を読まれた対局者は

時間切れで負けとなる。

その記録係の秒読みが妙に眠りを誘う。

「ジュウビョ~・ニジュウビョ~・イ~チ・ニ~・・・・・。」

独特の言い回し、トーン、イントネーションは気だるく

子守歌のような響きである。

殆どの場合、「ハ~チ」くらいで眠る。


将棋の腕前

2009-07-12 | 日記・エッセイ・コラム

娯楽としての将棋の相手がコンピューターになって久しいが、

縁側や縁台でする将棋は遠い昔のことのようだ。

コンピューターは、攻めの定石、囲いの定石等を頭脳に

組み込み、更に学習能力により頭脳が進化し続ける

といった実力の持ち主である。

小生の腕前は初段であると豪語し、初めの頃は

コンピューターを相手にそう負けなかったものだが、

近頃負け込むようになった。

コンピューターとの勝敗について冷静に分析してみると、

急戦模様の型破りな攻めで勝ち、定石どおりの矢倉囲い、

美濃囲いでじっくりで攻めるといつの間にか負けていると

いった具合だ。

集中力の衰えか、思考力の低下によるものかと言い訳を

並べてみるが、将棋の定石の域を超えられないでいる

自分の腕前を痛感する。