田舎の道草

田舎の道草徒然日記

ハンカチ

2017-10-28 | 日記
台風の季節に、今週もまた招かれざる客、台風が
やって来る。
台風の名は「サオラー」、台風の名前140個の
うち140番目の名が「サオラー」とのこと。
サオラーは、ベトナムの山岳地帯に分布する、
ウシ科の動物で、「幻の動物」として
絶滅危惧動物にも指定さているらしい。
台風は、絶滅するこは無いだろうが、願わくは
静かに通り過ぎてくれることを願いたい。

全ての台風をゴルフボールの回転に例えると、
左に回転するドロー系で、力強く、距離が伸び
左側に弧を描くように進み、ゴルファーに
とっては理想的な回転なのだが、地球の自転
(時速1700キロメートル)とアゲンスト
(向かい風)の偏西風に阻まれ、大きく右に
反れてしまう。
アゲンストによるOB、アゲンストは、ゴル
ファーにとってもまた大敵だ。

近頃トランクスのパンツのゴムが妙に伸びて
ひとりでに下がる。
下がりだすと、母ちゃんは新しいパンツを用意
する。
母ちゃん曰く、年老いてくれば来るほど、
下着に気を付けにゃ駄目だと言う。
外出時、急に倒れたりしたら、病院のベットで
さらされる機会が増えるから、ダド。
母ちゃんに、ゴムの伸びた格子柄、チェック柄
ペイズリー風のパンツをハンカチに変身させて
はどうかと提案したら、「・・・」
会話が途切れた。



スヌーズ

2017-10-22 | 日記
大型台風の接近。嵐の前の静けさとでも言うのだろう
しとしとと雨が降るそんな静かな朝を迎えた。
目覚まし時計には、一端アラームを止めても
しばらくして再び鳴り出す「スヌーズ」という
機能がある。
今朝は、一度起きてから暫くして、再び寝る二度寝、
三度寝、と寝る機能が働いてしまった。
春眠ならぬ、秋眠暁を覚えずの如しである。
秋雨によるものか疲労の蓄積によるもか、とにかく寝た。

長年使用しているPCもまた、疲れてきたようだ。
発熱、動悸、息切れと動きが遅く不安定になってきて、
いつ心肺停止してもおかしくない状況になってきた。

新しいPCのセットアップ、インストール、データ移行は
有料とのことから、自ら実施する事を選択する。
難航が予想されたが然に非ず(さにあらず)、
セントアップでは、その手順を音声で案内してくれるし、
データ移行では、PC内の「PC引越ナビ」と言う
ソフトがデータを移行してくれる。
HDDを準備さえすれば、HDDが車のトラックの
役目をし、「今、梱包の準備をしています」、
「今、梱包をしています」、「今、積み込んでいます」
「今、解梱しています」と案内してくれ、
正に引越しの様相を呈し、移行が完了する。
困難だったのは、Officeのインストールで、
25桁もあるプロダクトキーシリアル番号のQとOの
判別が出来ず難儀した。
Qの尻尾が小さくて見えず、推測さえ働かず、
挙句の果てに、購入店に、賞味期限もとい、使用期限の
過ぎた番号なのではないかと申し出る有様。
店員曰く「これは、Qです」の店員の対応を忖度し、
自らの老いを強く感じた。「PC万歳!!」「寝る!!」


挫折禁止

2017-10-14 | 日記
先日、衆議院選挙と県知事選挙の期日前投票を行なってきた。
以前は、投票場で期日前投票の理由を記入したものだが、
今回からか、投票所入場券の裏面に期日前投票の理由を記入
する欄が設けられ、事前に記載しておくことで投票の効率化が
図られていた。
また、今回は出口調査もなかったことから、投票の時間短縮と
あいなった。
有権者の権利を行使した後は、空港のレストランで夕食を摂り
ながらバーチャル海外旅行を満喫した。

食事中、大阪行きの飛行機が欠航とのアナウスが流れてきた。
運賃の払い戻しの案内の後、今から新幹線に乗れば、今日中に
大阪に着く事が出来るとの案内と全て自己負担となりますとの
淡々とした案内に愕然とした。母ちゃんと何と横柄で怠慢な
対応だろうと顔を見合わせた。
その夜のニュースで、民間小型機のトラブルのため、仙台空港の
B滑走路を閉鎖したもので、空港側の責任でなかったことを知り
それまでの不審を払拭することが出来たものの、空港側に責任が
無い場合の最善のアナウスだったかを考えさせられた。

今朝は、暗いうちから目を覚ます。
小学生の頃の遠足に出かける前の高揚によく似ていた。
山形県村山市で開催される「韓国フェア」に参加するため、
以前から母ちゃんに誘われていた日の朝だったからだ。
目的の「チヂミ」「キンパブ」を食し、韓国民芸品を求めてきた。
道中、「左折禁止」ならぬ「挫折禁止」のTシャツを着た少年に
遭遇。自らを厳しく律する少年に、将来、大物になることを予感した。

腹鼓

2017-10-07 | 日記
連休の始まる今朝、雨音に目を覚ました。
やるせない雨音にも趣を感じるものだ。
こう寒くなってくると、夜明けの遅れを
言い訳に寝床の温もりに浸っていたくなる。

秋、お腹の膨らみが気になる。
ベルトの穴が異様な程に横長に伸びてきたので
これを阻止すべく、腹筋マシーンの協力を得ようと
リサイクルショップから連れて来た。
腰掛け、足を掛け、両手を頭に添え、背もたれに
身を任せ、身体を水平になるまで倒し、
腹筋に同意を求め、決起を促していざ起き上がろうとしたら、
そのままの姿勢のままで変化無し。
当のお腹は、素知らぬ顔(腹)で笑っていた。
背もたれには、楽に起き上がれるようにと補助的に強力な
バネが付いているにもかかわらず、その好意に応え
られないことに、じくちたる思いで、伸びたお腹を
撫でながら励ましてみた。

鑑賞の秋、スポーツの秋、食欲の秋、気になる
腹の鼓の音色かな。