田舎の道草

田舎の道草徒然日記

高いスタンプ代

2014-09-15 | 日記・エッセイ・コラム
財団法人日本城郭協会監修の「日本100名城に行こう」公式スタンプ帳
というものがある。
去年このスタンプ帳を購入し、今まで100名城のうち16個所のスタンプを
押した。
今まで相当の数の城を観て来ているもののスタンプの数としては少ない。
今年の春先、盛岡城の桜を観に行ったことは、「H26.5盛岡方面日帰り
コース」H26.5.22 のブログで紹介させていただいたとおりであるが、その際、
スタンプ帳を持って行くのを忘れてしまった。
また、「H26.5福島方面日帰りコース」H26.5.18で小峰城を観に行って来た
時にも同様にスタンプ帳を忘れてしまった。スタンプ押印の数が少ない
所以である。
スタンプ数挽回のため、この連休、高速道路を利用して盛岡城まで行って
来た。
片道約200km約2時間ETC料金3,070円。盛岡城のスタンプのため
にである。食事を含めれば約10,000円のスタンプ代、何と高いスタンプ
代であろうか。
今、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」が放映されているが、戦国武将軍師
黒田官兵衛所用の兜「銀白檀塗合子形兜(ぎんびゃくだんごうすなりか
ぶと)」が盛岡にある。
何故、黒田官兵衛の兜が盛岡にあるかを語れば長くなるが、簡単に説明
すれば、黒田家の家来栗山善助が黒田官兵衛臨終の際この兜を賜った。
その後、栗山善助の子は、黒田官兵衛の孫と「黒田騒動」で衝突。栗山家
が盛岡藩主の南部家へ流され時、その兜を持参したことによる。
うんちくを付け加えるとすれば、「♪酒は飲め飲め、飲むならば~♪」で
始まる黒田節と、その舞は黒田家の家来がモデルとか。
係員に兜について尋ねてみると、今まで見向きもされていなかったが、
大河ドラマで急に脚光を浴びるようになり、残念なことに、現在は、全国の
博物館を巡回中とのことで兜は不在であった。
兜の不在でスタンプ代がより高いものに感じられてならない。


大変疲れました

2014-09-15 | スポーツ
今年の春から、5丁目町内会18班の班長の役が回って来て
何かと忙しい。
8月は、町内会の夏祭り、この連休は、小学校と合同の地区
大運動会に参加して来た。
会を盛り上げるため率先垂範の参加といきたいところでは
あるが、参加は班長の役目、ここに移り住んで15年になるが
何れも初めての参加という状態である。
今回、運動会での私の役割は、競技の公正、勝敗を判定する
という審判の役割であった。
運動会プログラムの中に「ゲートインワン」という競技があり、
ボールをスティックで打ち、ゲートを通過させたら走って次の
選手にバトンタッチするというリレー競技である。
各地区から参加した60歳以上の男女8名が、トラックの4ヶ所
に分かれ、50メートル毎に設置された4ヶ所のゲートをゲート
ボールの要領で通過させる。
地区は、1丁目から5丁目まであるので総勢40名が5組に
分かれて競った。
その競技での審判の役目というと、審判5名は各組の選手が
ゲートを通過させたかを判定するものである。
一番やりたくないと思っていた競技審判の役割が、審判部の
人数不足、体力の有りそうな若手男性の不足から、とうとう
私に回って来た。
1ヶ所だけを判定するのであれば、こんな楽な審判の役目は
ないのであるが、ゲートの通過を確認したら、次のゲートまで
先回りし、次の選手がゲートを通過させたかを確認する。
ゲートが4ヶ所あり、ゲート間の距離が50メートルとなると
200メートル。
8名が競うとなるとトラック2週、実に全長400メートルを1人
の審判が確認して周るという審判にとって過酷な競技である。
いざスタート。選手に追いつけなかったらこんな滑稽な事は
無い。不安がよぎった。
2番目のゲートまでは全力疾走、先回りして余裕でゲート
通過を判定出来たが、その後は足はもつれ、心臓はバク
バク。体力の限界を迎える。
更に選手は、常日頃ゲートボールを楽しんでいるのでは
ないかと思わせるほど上手い。
2,3回外してくれたなら少し休めるところであるが、1回で
通過させてしまうものだから審判を休ませてくれない。
後半には案の定、選手を追うように走っていた。
本部に戻ってみると皆から、「お疲れさま」の労いの言葉
とともに「選手よりの審判の方を応援していました」と言わ
れてしまった。
ゲートインワン競技とは別の競技を楽しんでいたに違い
ない。今、執筆中足がつる。