田舎の道草

田舎の道草徒然日記

老人と年老いた白い犬

2008-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

毎朝、年老いた白い小さな犬を連れて散歩している老人を見ていた。

毎朝、いつもの時間に、いつもの場所を散歩していた。

ある時は道端の階段に座り日向ぼっこをしていたり、ある時は軒下で

雨宿りをしていた。

白い小さな犬は、老人にゆっくりとひかれていたり、逆に老人をリード

しながら、互いを気遣いながら散歩している姿は、老夫婦のようで

どことなくほほえましかった。

しばらくその姿を見かけなくなり、老人と年老いた白い犬の健康を

案じていたある日、老人が公園の片隅に一人で座っているのを見かけた。

安堵した気持ちと同時に、白い小さな犬がそばにいないことに気づき

思わず老人に声をかけてみた。

老人は、「愛犬はこの間死んでしまった」と語ってくれた。飼って

17年くらいになるとのこと、人間でいえば相当な歳になっていたことがわかる。

今も「一緒に散歩しているつもりで・・・」と語る老人はどこか寂しそうで

小さく見えた。

いつまでもいつまでもお元気で散歩を続けられることを祈りたい。


自慢の息子

2008-12-20 | 我子の成長

東京工業大学院の我息子が、先日オーストリアにて研究成果を

学会発表をしてきました。

オーストリアは父兄同伴かと訪ねるとそうではないとの回答、残念!!

新婚旅行のハワイ以来の外国旅行になるところだったのに・・・。

冬休みに帰郷したら土産話が楽しみだ。