NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

笠間クラインガルテン見学とゴボウ収穫体験ツアー 報告その②

2016-09-29 21:25:18 | えとせとら
笠間稲荷をお参りしたあとは、笠間クラインガルテンへ。笠間稲荷からバスに揺られて約15分、のどかな丘陵地の一角に笠間クラインガルテンはあります。到着早々、管理運営を任されている笠間市農業公社の方から施設の概要を説明していただきました。


笠間クラインガルテンは日本で4番目、2001年4月にオープンしました。丘陵地約40,000㎡に宿泊施設付き市民農園50区画、日帰り市民農園50区画、その他クラブハウス、農産物直売所、そば処が併設されています。宿泊施設付きの農園は1区画約300㎡の土地に約37㎡のラウベと100㎡の菜園・芝生があります。年間の利用料は411,420円、一年単位の契約で最長5年まで更新可能です。50区画すべて利用中で、利用者の8割が関東在住者だそうです。
クラブハウスには最大で80人も収容できる多目的ホール、読書コーナー、ジャムづくり・そば打ち体験ができる調理室などがあり、利用者と地域住民が集いコミュニティー形成を図る役割を担っています。
説明後は実際に農園を見学。


整然と並ぶラウベ


笠間焼きのオブジェと奥には稲田石のテーブル&チェアー


おしゃれなゲストハウス


自由に利用できる農機具

笠間クラインガルテンHP
http://www.kasama-kg.jp/

余談ですが・・・
笠間西ICを降りて笠間稲荷に向う途中たくさんの石屋さんがあるのに驚きました。聞いたところによると笠間は良質な御影石(稲田地区を中心に採掘されるので稲田石と呼ばれている)の産地で、その際立った白さから別名「白い貴婦人」とも言われ、国会議事堂、最高裁判所、東京駅など、日本を代表する数々の建築物に使用されているとのことです。
採掘規模は日本一と言われ、笠間市稲田を中心に東西8㎞、南北6㎞にもわたる採掘現場は通称「石切り山脈」と呼ばれています。写真の遠くの山の中腹に白く見えるところがそうです。




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