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海外活動促進の地元群馬県がサポーター制導入

2011-02-20 17:00:25 | 地域産業

 地元群馬県は、県内の企業や団体、自治体の海外での活動や事業展開を促進するために来年度から、海外の県人会などから現地情報を提供してもらう「海外ぐんまサポーターズ」事業を実施します。

 この事業の目的は、現地住民の嗜好や流行などを的確に把握し、県産品の販売促進や観光PRに役立てていこうというもので、来年度予算として2,900,000円を計上しました。事業内容は、県内企業などの海外での事業展開、PR活動が増えているため、海外現地組織としてサポーター制度を創設。委嘱する県人会や企業、親睦団体からの情報を提供してもらうものです。来年度は、上海、シンガポール、香港の3か所のそれぞれの団体に委嘱することを想定しています。

 この新事業の効果はどうでしょうか。それぞれの団体がどのような情報収集するかは未知数ですが、県内企業等は多数多様であり、求める情報も多種多様です。委嘱を受ける団体も本業があるわけで、言わば片手間の情報収集になると思います。

 インターネットなどもあり、海外旅行も手軽になっている今、求めたい情報があるならば、企業等は自ら収集するのではないでしょうか。そのほうが個々の見合った情報が収集できるはずです。この新規事業にどれほどの効果が上がるのか私ははなはだ疑問です。

 

 

 


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