TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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伊勢崎SC「スマーク」は私たちになにをもたらすか

2008-11-19 07:09:17 | 地域産業
 伊勢崎市の大型SC「スマーク」が20日にオープンします。18日からプレオーぷしてますが、平日にもかかわらず、18日には午前10時から家族連れや若い女性でたいへんな混雑だったようです。

 「スマーク」は年間売上目標250億円で、来店客数は1,100万人を見込んでいます。商圏は半径30キロメートルを考えているのではないでしようか。当然に群馬県内の大型SCと競合する商圏です。

 スマークには185のテナントが入りますが、群馬県内初が61店で県内最大の売り場面積になるテナントが14店あります。これらのテナントがどれだけに魅力を持つかが今後の売上目標等を達成できるかに関係すると思われます。

 伊勢崎市の商業環境は、「スマーク」のオープンで激変することが予想されます。特に中心市街地の小売業は大きな影響を受けると思います。廃業に追い込まれる小売業者も少なくはないでしょう。

 伊勢崎市は雇用の創出、市外からの買い物客の流入で税収増になるが、既存店は激しい競争にさらされると分析しています。

 伊勢崎市は、ベイシアグループが核の「西部モール」という全国的にも有名な商業集積があります。そして、大型SCの「スマーク」の開店で、大きな商業集積が2つになります。

 消費者には選択枝が増えていいのかもしれませんが、同じFCの店が一つの市に2つも3つもあることはどうなのでしょうか。飽和状態にあるのもかかわらず、多店舗展開する小売業者の競争に私たちはなにか踊らされているように思うのは私だけでしょうか。
 


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