TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元企業ヤマダ電機が16万人に及ぶ人材派遣強要

2008-07-01 19:23:23 | 地域産業
 地元の日本一の家電量販店「ヤマダ電機」が最近、なにかと話題を提供しています。30日には、公正取引委員会が取引上の優位な立場を利用して電機メーカーなどの納入業者に対し、商品陳列などのための人材派遣を強要したことが独占禁止法にあたるとして違反行為の停止と再発防止を求める排除措置命令をヤマダ電機に命じました。

 公正取引委員会が昨年5月までを調べたところ納入業者250社から延べ165,000人を延べ361店に派遣させ、ただ働きをさせていました。立ち入り検査後、ヤマダ電機は5,000円の日当を支払うようにしましたが、公正取引委員会は違反行為が継続していると認定しました。ヤマダ電機は「業界のリーダーとして一層の法令順守に努めたい」とコメントしています。

 ヤマダ電機は、最近話題をいろいろ提供しています。群馬県の有効求人倍率が5月は急激に低下したのですが、この理由はヤマダ電機の求人の影響が出たと言われています。中古自動車販売にも参入しますし、不動産賃貸にも参入する新聞記事も読みました。
 7月には、いよいよ高崎駅東口に巨艦店舗がオープンします。下の写真はその店舗と本社の建物です。



 かつてダイエーがよきにつけわるきにつけ、流通業の革命児といわれました。今はなにかヤマダ電機がかつてのダイエーのように私は思えます。

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿