TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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自治体がコンビニ営業の深夜規制を検討し始めている

2008-06-30 20:24:34 | 経営全般
 コンビニエンスストアの深夜営業の規制や自粛要請を検討している自治体が相次いでいます。地元群馬県も検討予定している自治体です。東京都は「コンビニは、環境対策への取り組みをアピールする際の格好の象徴。深夜営業には防犯効果もあるが。」とその意味を語っています。

 一方、業界は「年中無休・24時間営業ははコンビニの存在意義で、収入源である。夜型社会の忙しい日本人のニーズに応えようと貢献してきた、また防犯機能の役割も担っていると」と自負しています。

 地元伊勢崎市にも多数のコンビニが営業しています。私の住む地元では下の写真のように、半径2キロの範囲に「セブン・イレブン」、「サンクス」、「セーブオン」が立地しています。







これらのコンビニ立地している場所を考えると、防犯という意味では都心とちがい、あまりその役割を果たしていないように思います。なぜなら、自動車での来客者が大多数だからです。コンビニに誰かに追いかけられて駆け込むというようなことは考えられません。車で逃げればすむことですから。

 私は夜12時以降にコンビニに行ったことはめったにありません。エネルギー多消費の象徴であるコンビニを規制することが環境対策になるなどと言わずとも、夜型の生活スタイルが人間にとって本来の姿でないので変えていこうという主張でいけないのでしょか。

 15年前に中小企業診断士の資格取得の勉強をしている時に、現代の消費者の購買行動の特徴は、消費の広域化、24時間化であるということを覚えています。今はもっとその傾向が進んでいます。これは現象なのですが、ほんとうに消費者にとって、社会にとって望ましいことなのでしょうか。私たちは、すこし立ち止まってか考えなくてはならない時期にきているのではないでしょうか。


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