富士重工業(東京都新宿区、吉永泰之社長)が8日発表した2013年3月期連結決算は、海外を中心に販売が好調だったことなどを背景に、純利益が前期比211・0%増の1196億円となり、販売台数、売上高、営業利益、経常利益とともに過去最高となりました。
販売台数は前期比13・2%増の72万4千台(国内16万3千台、海外56万1千台)で、売上高は26・1%増の1兆9130億円。営業利益は173・9%増の1204億円、経常利益は169・9%増の1006億円でした。
なぜ、富士重工業がこれほど業績がよかったというと円安の要因が大きいようですが、将来の課税所得発生を見込んだ繰り延べ税金資産の積み増し442億円を計上したことも要因です。
この好調に波に乗り、米インディアナ州にある工場の生産能力を、2016年末までに年間40万台まで引き上げると発表しました。販売が好調な米市場での供給不足に対応するのが狙いです。
自動車産業は、不況と言われていましたがどっこい好調さを取り戻しているようです。地元群馬県の製造業も自動車産業関連が多く景気が復活傾向になってきているようです。後は、従業員の賃金に反映してくればと思います。
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