財務省は4日、各省庁から集まった2014年度一般会計予算の概算要求の総額が過去最大の99兆2500億円になったと発表しました。社会保障や公共事業の要求額が膨らみ、総額を押し上げました。財務省は予算の査定作業に入ったが、年末に向けて要求の絞り込みは難しくなりそうな状況です。
特別会計に計上する東日本大震災の復興費用の要求額は3兆6377億円で、一般会計と合計すると102兆8877億円となります。
この予算の財源は、国債に頼ることになるのでしょうが、財政再建は険しい道であることは相変わらずです。消費増税しても「抜けたバケツに水を注ぐようなものだ」と言う人もいます。
消費増税の論議は、日本の将来を考えることだと言っても過言ではないのでしょうか。しかし、もう国民は消費増税については「あきらめの気分」というのが実情ではないでしょうか。