日本経済新聞社が29日、総合企業ランキング「NICES(ナイセス)」の2011年度版をまとめました。
以下の順位です。 1位 NTTドコモ 2位 武田薬品工業 3位 キャノン 4位 花王 5位 資生堂 6位 セブン&アイHD 7位 コマツ 8位 ホンダ 9位 ユニ・チャーム 10位 アサヒグループHD 11位 ダイキン工業 12位 KDDI 13位 日立製作所 14位 キリンHD 15位 パナソニック 16位 富士通 17位 三菱商事 18位 東芝 19位 三井物産 20位 クラレ
この基準は、①配当や株式時価評価額-投資家、②認知度-消費者・取引先、③女性や多様な人材活用-従業員、④雇用者数や社会貢献-社会、⑤将来の成長力-潜在力の5側面です。一見みて、あれって思うのは、自動車会社がホンダ以外は上位にランクされていないことです。28位トヨタ、33位日産自動車です。特にトヨタ自動車のランクが低いです。
個別に5分野別の順位がでているのですが、私は、⑤潜在力が気になります。その順位は、1位武田薬品工業、2位ユニチャーム 3位日立製作所 4位楽天 5位東芝 6位コマツ 7位セブン&アイHD 8位パナソニック 9位三菱ケミカルHD 10位ホンダ 11位キャノン 12位ソフトバンク 13位ローソン 14位アサヒグループHD 14位ソニー 14位NTTドコモ 17位テルモ 18位アステラス薬品 18位資生堂 20位NTTデータの順位です。IT系や開発型の企業が多くランクされています。
それにしても、すべて雑誌等に取り上げられている企業です。企業寿命30年と言われますが、これらの企業には日立製作所や、東芝などの長寿企業もあります。
今年、日立製作所日立工場を見学したものです。その企業としての懐の深さに感嘆しました。ランキング上位の企業はいずれも、企業の懐の深さを感じる企業ではないでしょうか。