あび卯月☆ぶろぐ

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私が書いた詩

2006-10-17 00:51:11 | 雑記
小学三年の夏休みに詩を作成する宿題があった。

今の小学生もそうだと思うけれど、夏休みには「夏休みの友」と言う名の
国語算数理科社会の内容を網羅した問題集を渡される。
誰かが書いていたが、こんなものは「友」どころか「夏休みの敵」なのだが、
宿題だからしょうがない。日々コツコツとこなすしかないのだ。

冒頭で述べた詩を書く課題はこの「夏休みの友」に収録されていた。

当時、私は詩というものがよくわからなかった。
詩と作文はどう違うのか理解できなかったのだ。
課題の説明には「普段の生活で感じたことや不思議に思ったことを書いてみよう」というようなことが書かれていた。

私は「不思議に思ったことを書けば良いのだな」と承知した。
そして以下のような詩を作り上げた。
(原文がないので記憶を元に復元しました)

このまえ、家の二階にお茶を持っていこうとして
とりあえず階段の下にお茶を置いて僕はトイレに行きました。
トイレを終えてお茶を二階に上げようとしたらお茶を入れていたコップが見つかりません。
二階に行ってみるとコップがありました。
僕はお父さんかお母さんがこのコップを二階に上げたのだろうと思い、
「お茶上げてくれたと?」とききました。
ところが、二人とも「ちがう」と言いました。
妹にもきいてみましたが、「知らない」と言いました。
みんなウソをついているようには思えないし、ウソをつく必要もありません。
お茶を二階に上げたのはだれだったのだろう?



私が生まれて初めて書いた詩だ。
と言っても私は今を以って詩を書く趣味など無いので「初めて書いた」という表現は語弊があるかもしれない。
それにしてもこれは詩でもなんでもなく怪奇現象の体験報告に過ぎず、今、思い返してみても苦笑してしまう。

ところで、担任の先生からはこの詩について「怖かった」というお言葉を頂戴した。
何故か嬉しかった記憶がある。