すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

フラット・マンドリン

2017-07-28 14:03:29 | 音楽の楽しみー楽器を弾く
 一年ほど前から、フラット・マンドリンの練習をしている。フラット・マンドリンって、知らない人が多いだろうから、これから何度もこの楽器について書くことになるだろうから、簡単に説明しておきたい。
 イタリア音楽で使われるマンドリンは御存じの方が多いだろう。胴体の丸い、琵琶みたいな形をした、トレモロ奏法の美しい楽器だ。古賀政男の指揮する明治大学マンドリンクラブでよく知られるようになった。複弦4弦の(つまり8弦の)楽器だ。
 フラット・マンドリンは、そのイタリアのマンドリンをもとにアメリカで作られた。胴はギターやウクレレなどのように平らだ。平らにしても響きを良いままにするように、ヴァイオリンの製造技術を取り入れている。と言っても、マンドリン(区別するためにラウンド・バックRBという)の繊細な明るい音に比べると、やや野太い感じの音がする。細い明るさと太い明るさの違い、というか、ブルー系の明るさとブラウン系の明るさの違いと言ったらいいだろうか。
 弦はRBと同じ8弦で、調弦はやはりRBや、ヴァイオリンと同じ完全五度にする(低い方から、ソ、レ、ラ、ミ)。
 主に、ブルーグラス、というか、カントリー&ウエスタンでギターやバンジョーやヴァイオリンなどと一緒に演奏される。
 RBではほとんどメロディーラインを弾くだけでコード(和音)は弾かないと思うが、フラットはメロディーも弾くがコードも大いに弾く。指ではなくてピックで弾く楽器なので、早引きが重要なテクニックになる(これが、年寄りにはなかなかしんどい)。
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