先日クマに遭遇して、歩きはじめたばかりで逃げ帰ってきてしまったので、気持ちがもやもや落ち着かないので、今日は南高尾を歩いてきた。あそこなら人がいないということはないし、高尾本山よりはずっと静かだ。高尾山口駅から大垂水峠まで、休憩を含めてちょうど4h30。まだ今日はいくらでも歩けそうな気がしたが、一日3本のバスがちょうど来たから相模湖駅に下りた。歩きはじめてから30分ほどの尾根道に山つつじが咲いていた。そこ一か所だけだったから、狂い咲きだろう。黄葉をバックに美しかったのだが、うまく撮れなかった
山に来ると気が清々する。街を歩き回っても全然そういう気分にはならない。でもそのことは別途書こう。
帰りの電車(行きは寝ていたから)で、「クマにあったらどうするか」という本を読んだ。アイヌ民族最後のクマ撃ち猟師の姉崎等という人の談話の聞き書きだ。読むペースが遅いのでまだ途中で、まだ直接クマの生態に関する部分ではなくて、彼が猟師になった初めのころからの、猟師の知恵の話だが、すでにたいへん面白い。