東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

惨いジョーク

2012年12月28日 | インポート
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アメリカのジョークは惨い。東日本大震災の津波に対して、
「彼女にふられちゃったけど、日本人なら『すぐに次のが流されてくるよ』って言うよね」
「日本は技術が進んでいるから、海水浴したいときは海辺のほうから来てくれるよ」
このジョークを吐いたのは、ギルバート・ゴットフリード。保険会社「アフラック」のアヒルの声を吹き替えしている奴だ。こんな奴の声をテレビでしょっちゅう聞かされていると思うと胸糞悪い。さすがにジョーク大国アメリカでも、この悪質なジョークに怒りのツイートが集中し謝罪に追い込まれたという。
そのアメリカを牛耳っているのが、アフラックなどの保険会社を含む、ウォール街の金融ビジネスだ。金が金を生む金融工学を屈指して、サブプライムローンなどの不良債権を売りまくり、世界中に毒をまき散らした。破綻した金融会社にアメリカ国民の税金がつぎ込まれウォール街を占拠せよ(99%運動)につながった。今は、中産階級以下をターゲットにクレジットカードを多発して借金づけのアメリカ国民と、1%の大富豪を量産している。オバマ対ロムニーの大統領選挙は、国民健康保険制度、税制など99%か1%のどちらの政策かが争われた。選挙だから99%政策が勝つに決まってるだろうと思うが、そこがどっこい違って接戦になったのだ。
その理由は、金と報道。1%の大富豪のほうが選挙資金は潤沢である。その大富豪がFOXなどの全米ネットワークテレビ局を牛耳り、ティーパーティーなどの極右的な運動を支援する報道を大々的に展開する。
アメリカ国民はオバマを選択したが、ニホン国民はアベを選択した。オバマは、自国の99%を救うためにも、他国から利益を上げることには容赦ない。TPPもオモイヤリもオキナワも手放すつもりはない。アベも同様に、アブない原発、武器輸出に走らないでほしい。




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