もっと怖いのが、架空請求。この手口が悪質・巧妙化している。「個人情報が抜き取られて架空請求事業者から電話やメールで請求がくる」といった相談もあるという。このような架空請求被害防止のために、東京都の「東京くらしWEB」が、様々な情報を提供している。また、東京都消費生活総合センターでは「架空請求110番」( 電話:03-3235-2400 受付時間 月~土 午前9時~午後5時)も開設している。こんな情報を、子どもや親に伝えることも必要なのかもしれない。嫌な世の中になったものだ。
(秋晴れの運動会)
「自分で判断し、自分で決定できる。自分らしい生き方をする」子どもを育てることは、親と教職員に共通する願いだろう。
東京教組の「女と男の自立をめざす教育推進委員会(自立委員会)」の授業例集「未来の私‐ よりかからない生き方を求めて‐」は、そんな願いに応える授業の実践例が満載だ。
東京教組女性部は、女性が生活の様々な面で束縛され、自分の考えで生きることが難しい状態にあったことから、女性の自立について考えてきた。しかし、『自立すること』は、女性だけではなく、男性にとっても大事なことであるとの思いから、「自立委員会」を設立して、人間の自立について考えてきた。これまで「やってみようー女と男の自立のために」や「こんなとき、どうするの(人権教育シリーズ)」などの、生活の自立についての資料集や、性の自立についての資料集を作成。
そして、2009年から4年間、経済的な自立に重点を置いた授業実践にとりくむ。経済的不況が続き、卒業後就職できない者が増加するなど、若年層に深刻な状況がある。そんな中、「若い女性に専業主婦志向が増加している。」という調査報告が伝えられるということもあった。非正規雇用が増え、経済的に自立できるかという社会不安がひろがる今、経済的自立を取り上げた実践の大切さを痛感し、この授業例集「未来の私-よりかからない生き方を求めて-」を作成した。「よりかからない生き方」とは経済的な自立をめざした生き方のこと。ぜひ、教室で活用してほしい。資料の問い合わせはこちら 。
(ハルシャギク)
東京教組の教研集会(10/20)で、2001年から10年余にわたって、夏休みなどを使って自分の足で回り聴き取った234カ所にも及ぶ東京の戦跡を、①爪痕(被害)、②戦争遂行の後(加害)、③戦争協力の跡(市民の戦争への関わり)と分類して一覧表と写真のデータにまとめた労作が発表された。活用例としての授業と東京大空襲を学ぶフィールドワークの実践も報告された。
本人いわく「未完成」とはいえ、東京の身近なところに多くの戦跡があることが容易にわかる資料に驚き、地道なとりくみに胸を打たれた。
協議では、葛飾や江東の学校での取り組みや、八王子の市民とのフィールドワークが報告された。また分類について、様々な視点があり難しいところだが、分類で悩むことにも意味があり、続けていって欲しいとエールが送られた。壮大な計画でもあり、チームが必要ではないか、戦争を語られる方たちの高齢化もあり、急務を要することだという意見も出された。東京に平和資料館がないことに象徴されるように、何故平和資料館や継続的な平和運動ができないのかという問題点も話し合われた。
(コスモス)
学校で子どもから学ぶことは多いが、Twitterで出会ったkuboyumiさんのツイートからも奥深く、いつも子どもに寄り添っている母親ならではの聴き取りに感心した。また、子どもの意見表明権(子どもの権利条約)の大切さを改めて感じ、彼の言葉が心に沁みた。
自閉症の息子と宿題をしていたら、「僕はがんばって賢くなる。」と盛んに言うので、「賢い人ってどういう人?」って聞いたら、たどたどしい言語で「笑顔である事。幸せである事。正直である事。誇りを持つ事。」だそうです。息子から学んだ哲学。親馬鹿かもしれないけど、私もそう思う。
誇りを持ち、正直に生き、いつも笑顔で幸せに生きる。なんて、素晴らしい生き方だろう。
そういう賢い人に私もなりたい。
(チェリーセージ)
触れるメロディー心響き合う 名古屋聾学校・音楽部 【朝日新聞・小若理恵記者10/19】ドラムやベースの振動でメロディーをとらえ、仲間の動きに合わせてリズムを刻む。曲のイメージを体にしみこませる。音が聞こえなくても、バンドは楽しい。
愛知県立名古屋聾(ろう)学校(名古屋市千種区)に音楽部がある。
中学部、高等部、専攻科の13~20歳の7人。聴覚障害があり、部員の多くは一度も楽器を手にしたことがなかった。
いま、最後の音合わせに余念がない。21日にある地域のまつりに出るためだ。AKB48の「GIVE ME FIVE!」、小泉今日子もカバーした「学園天国」など5曲を演奏する。
東京教組の教研集会(10/20)で講演してくださった佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表)は、いのちよりお金を優先した人々が原発事故を起こし、今も原発を推進している。私たちは、お金よりいのちが大事、子どもたちを守るためなら何でもやろうと親たちがつながり活動していると話してくださった。
八王子教組は、福島県南相馬フィールドワーク(10/6~10/7)を行い。南相馬の皆さんと交流した。中には、ボランティア参加をきっかけに南相馬に移住した方もいた。屋内遊戯施設「福島インドアパーク」や津波で被災した学校の仮設校舎を訪れ、校長・PTA会長などにお話を聞いた。津波と被曝に襲われた現地の声を聴き、一人ひとりの生活に思いをはせることの大切さを痛感した。
また、東京教組青年部は、福島県教組山田村支部と合同学習会(
9/29~9/30)を開催し、平和学習と福島の青年教職員との交流を深めた。
いま、福島と東京がつながり、フクシマ後を生きるための学びを、私たちは必死に模索している。
(イブキノトラノオ)
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避難したくてもできないフクシマの子どもたちや保護者とともに、「放射線管理区域」(約0.6msv/h以上)下の環境で暮らす教職員が、「子どもたちのいのちと未来のために学ぼう、放射能の危険と人権」(明石書店)を出版した。
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「フクシマ」には、いまだ避難したくてもできない子どもや保護者が何万人も生活しています。これまで幾たびも「原子力=核」利用によって引き起こされた重大事故は、政治的に過小評価され、常に市井の人々が犠牲となっています。この負の連鎖を断ち切るためにも、「チェルノブイリ」や「フクシマ」で苦しむ人々の事実を事実として、伝えていかなければなりません。そして、フクシマ後をいかに生きるのかを考え、学んでいかなければなりません。それが未来を生きる子どもたちに対する、私たちの責任ではないでしょうか。本書がその一助となることを心から念じています。(「はじめに」より)
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東京の教職員は、被害者として全く同じ立場に立たされているばかりか、フクシマからの原子力発電の一大消費地に暮らす加害者でもある。
子どもたちのいのちと健康を守るために何が必要か、当事者としてフクシマ後を生きるための学びを提案している本書を推薦する。
日本、核非合法化署名を拒否 国連委の16カ国声明案
ニューヨークで開催中の国連総会第1委員会(軍縮)を舞台に、スイスやノルウェーなど核兵器の非人道性を訴える16カ国が「核兵器を非合法化する努力の強化」を促した声明案を作成、日本にも署名を打診したが、日本政府が拒否を決めたことが18日、分かった。複数の日本政府関係者が明らかにした。
日本は米国の核戦力を含む「抑止力」に国防を依存する政策をとっているため、核の非合法化を目指す声明案に賛同すれば、論理上、政策的に整合性が取れなくなることが理由。「核の傘」への影響を懸念して、唯一の被爆国政府が核の非人道性を強調する意見表明に同調しなかった格好だ。(共同通信10/18)
「領土」をめぐって、日中韓の間で危険なナショナリズムが台頭している。自民党の加藤紘一衆議院議員は、領土問題を棚上げした40年前(日中国交回復)の知恵を学び、冷静に対応し、互いに刺激し合うような行為を自制すべきだと主張している。すでに日中関係の悪化により日本の経済損失は、8200億円にもなっている。
思うに日本のここ50~100年のナショナリズムは、三つあるのではないか。一つは戦うナショナリズムで、隣国との境界線を争い、他国といさかいを起こすと国内が団結する。二つ目は競争ナショナリズムで、GNPの大きさを誇ったり、オリンピックに夢中になる。三つ目が、プライドのナショナリズムとでも呼べるもの。
日本も「自分はこれでいく」というものが以前はあったのですが、今は探し出せていない。前は競争のナショナリズムで一番か二番だったのに三番かそれ以下になっていくから、戦うナショナリズムが生まれてくる。しかし、これだけは避けなければなりません。(週刊金曜日915号)
と、加藤紘一は述べている。
ナショナリズムそのものを否定する考えもあるが、せめて他国と互恵平等につきあう事のできるプライドを持つ国になるべきであろう。
(キンモクセイ)
緊急のプロジェクトとして、子ども向けの「ストップいじめ!ナビ」というポータルサイトを立ち上げた。
このナビには、
「いじめ相談検索ページ」
「いじめを受けたときの対処法Q&A」
「いじめ&いやがらせ対策メモ(あしたニコニコメモ)」
「保護者向けの『家庭におけるいじめ発見チェックシート』」
「学校向けに『いのちの生徒手帳』シール案」
「メディア向け『いじめ報道ガイドライン』」などを掲載している。
教育現場の私たちも大いに活用できる内容だ。
まずは、子どもや保護者に紹介してはどうだろうか。
食べ物の放射性物質検査は、どこまで正確に測るかが問われる。政府が50ベクレル/kgまで安全と基準を示せば、放射性物質の検出限界値を50ベクレル/kgにして、それ以下は「不
ところで、福島県庁の食堂の放射性物質の検査の検出限界値は、早野東大教授の提案を受け消費組合が安心と安全のため『1ベクレル/kg』にしている。
ところが、子どもの学校給食(福島市)の検出限界値は『10ベクレル/kg』になっている。どういうことだ。子どもに放射線被曝の影響を、より強く受けるのは子どもたちである。やることが、あべこべじゃないか。https://twitter.com/Fsokai/status/255684288132046848/photo/1
(八重のハイビスカス)
いたそうね
岡山孝介(東京 小4)
ぼくが くりのいがを
手でもったら とても
いたかったよって
ママに話したら
ママが
いたそうねって
顔をしかめた
ママってかわいそうだね
おはなしをきいただけで
いたくなるなんて
れ 豊田敏久(3歳)
ママ
ここに
カンガルーがいるよ
春になったら、見事なチューリップ畑が、あなたの学校、学級の花壇で見られる。
毎年好評の教職員共済のチューリップ・プレゼントが始まった。教職員共済の組合員の学校に、毎年、チューリップの球根を100球(100校)プレゼントするとりくみだ。
今年の募集は、次の通りです。
郵送、またはFAXで、「学校(園)名・郵便番号・学校住所・電話・児童(生徒)数・代表者の名前」を書いて申し込んでください。
申し込み締め切り:郵送の場合は10月16日。FAXの場合は10月17日。
申し込み先:教職員共済東京都事業所あて
住所:〒101-0003千代田区一ツ橋2-6-2日本教育会館
FAX:03-3230-2274
発送:10月22日ごろ
今植えると、春の学級花壇が見事なチューリップ畑になります。