講演
その発生予測と被害の軽減に向けて
昨15日(水)東京・新橋ヤクルトホールにて
森林総合研究所主催で開催された。
新潟県中越地震時の大規模地滑り、
北海道南西沖地震時、
最近では岩手・宮城内陸地震時の栗駒山大地滑り…などが
発生しています。
山歩きをしていると、
小さな地滑り、とてつもない大きな地滑りを見かけます。
山の事を少々聞きかじり
案内が来たので足を運んで聴講しました。
ヤクルトホール玄関池の噴水
本日の研究発表
沖村孝先生
◆ 斜面災害の研究の流れとこれからの防災
多田泰之先生
◆ 地下水から崩壊を予測する
浅野志穂先生
◆ 地震による大規模崩壊と地滑りの発生
岡田康彦先生
◆ 大規模土石流災害の予測に向けて
岩手県駒の湯温泉崩壊のメカニズム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ
降雨の多寡、地震の大きさ
これがどこでどの様に起きるかが見当がつかないから、
予測はするのは難しい。と各先生は言っていた。
過去の自然災害を見ると昭和34年以前は台風などの自然災害によって多くの犠牲者を出していた。
34年以後は、平成7年の阪神淡路大震災を除きその犠牲者が激減している。
これは山地への治山治水(ダム、砂防堰堤などの構築)、
発生予測時の交通規制、観測機器・通信機材の著しい発達、、災害対策基本法の確立などの
主があげられる。
講演の中で栗駒山の被害状況をビデオで紹介があり、今までに例を見ない大規模で、
東京ドーム20ヶ分以上の土砂が
一度に地滑りとなって崩れ落ちた。
その現実を聞き大きさに驚いた。
自然災害は、どこでどのように起きるかは全く見当がつかない。
研究者として発生予告と被害の軽減に向けて
頑張っていきたいと結んでいた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
独立行政法人 森林総合研究所
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1 029-873-3211(代)
http://www.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html
http://www.ffpri.affrc.go.jp/symposium/FFPRI-sympo/2008/koukaikouen-info.html