日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

 大規模山地災害はなぜ起きるか

2008年10月16日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

講演

その発生予測と被害の軽減に向けて

昨15日(水)東京・新橋ヤクルトホールにて
森林総合研究所主催で開催された。

新潟県中越地震時の大規模地滑り、
北海道南西沖地震時、
最近では岩手・宮城内陸地震時の栗駒山大地滑り…などが
発生しています。

山歩きをしていると、
小さな地滑り、とてつもない大きな地滑りを見かけます。
山の事を少々聞きかじり
案内が来たので足を運んで聴講しました。 


ヤクルトホール玄関池の噴水


本日の研究発表


沖村孝先生
◆ 斜面災害の研究の流れとこれからの防災


多田泰之先生
◆ 地下水から崩壊を予測する


浅野志穂先生
◆ 地震による大規模崩壊と地滑りの発生


岡田康彦先生
◆ 大規模土石流災害の予測に向けて


岩手県駒の湯温泉崩壊のメカニズム

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ

降雨の多寡、地震の大きさ
これがどこでどの様に起きるかが見当がつかないから、
予測はするのは難しい。と各先生は言っていた。

過去の自然災害を見ると昭和34年以前は台風などの自然災害によって多くの犠牲者を出していた。
34年以後は、平成7年の阪神淡路大震災を除きその犠牲者が激減している。
これは山地への治山治水(ダム、砂防堰堤などの構築)、
発生予測時の交通規制、観測機器・通信機材の著しい発達、、災害対策基本法の確立などの
主があげられる。

講演の中で栗駒山の被害状況をビデオで紹介があり、今までに例を見ない大規模で、
東京ドーム20ヶ分以上の土砂が
一度に地滑りとなって崩れ落ちた。
その現実を聞き大きさに驚いた。

自然災害は、どこでどのように起きるかは全く見当がつかない。
研究者として発生予告と被害の軽減に向けて
頑張っていきたいと結んでいた。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

独立行政法人 森林総合研究所
    〒305-8687 茨城県つくば市松の里1  029-873-3211()

    http://www.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html

http://www.ffpri.affrc.go.jp/symposium/FFPRI-sympo/2008/koukaikouen-info.html

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭の大根 (格差大根) | トップ |     栗 & 胡桃   »
最新の画像もっと見る

紀  旅行、葛ハイ山行」カテゴリの最新記事