草木萌動 そうもくほうどう
2月28日~3月4日頃。
草木の芽が萌え出ずる頃です。
雨水の頃に降る雨を「木の芽、起こしの雨」と言うそうです。
雨が降るごとに日に日に暖かくなり、地中ではそのスプリングシャワー
によって植物たちが芽を出し始めるのですね。
こんな表現は日本語ならでは・・・・。
新暦の3月3日は"ひなまつり"です。
ひなまつりは「桃の節句」とも言われ、もともとは旧暦の3月3日
でしたから、桃の花が咲くには少し時期が早いです。
まず白梅から咲き始め、次に紅梅が、その後に桃が
咲くという順番になります。
春一番が吹くであろう・・
3月8日頃、近くの鎌倉野草園にて
(蔵出し画像)
↓
おじさんが「ホラあそこにも・・・」と教えてくれた。
金魚や鯉が池を泳ぎ回り、池の水が白濁する。
春浅し魚の陰や池濁る (縄)
菜の花を三尺離れじっと見る (縄)
今までは食卓の膳で…今年初めて野の菜の花です。