鶴君の機関車観?(館?)

鉄道大好き!機関車大好き!鶴君のブログです。機関車ネタを中心に旅行あり、B級グルメありの雑記帳です。ご覧ください。

なぜか?近鉄3000系1986年・・・GWミニ特集(その6)

2021年05月07日 21時31分00秒 | 鉄道
やっと週末です!とは言っても二日間しか仕事していませんが(笑)それにしても天気が悪いですね・・・。気が滅入ります。

さて、GWミニ特集用に用意した近鉄の写真がまだありますので、もう少し続けます。
今回は通勤車の3000系です。この車両は、ステンレス製で思索的要素が強い車両でした。今回続けている近鉄訪問時にやっと見られたものです!


近鉄3000系 西大寺 1986.3 CANON nF-1 

近鉄3000系は、前述の通り近鉄における省エネルギー車両の試作車であり、同社初で唯一のオールステンレス車両であり電機子チョッパ制御車両なのです。製造当時具体的な案件としてあった京都市営地下鉄烏丸線との直通運転に対応すべく、様々な試作要素を盛り込み1979年に近畿車輛で製造されたのです。

基本的な寸法は、当時奈良・京都線向けに量産中の8600系後期製造グループの設計を基本として、これの材質をステンレス鋼で置き換えたものとなっています。これにより軽量化を図っているのです。ただし、材質的に硬く曲げ加工の難しいステンレスの特性から、屋根肩部の曲率を小さくし、側板腰部の絞りも極力単純かつ強度確保が容易な形状に変更されているようです。外板は側面腰板と幕板にコルゲート加工を施した薄板を使用することで軽量化を図っており、外装は基本的に無塗装でした。ただし、当時の北総開発鉄道等で採用が始まった着色フィルムが前面や側面窓周辺の平板部に貼付され、イメージ向上を図っています。しかし、後に汚れた際の補修がやりにくいとの理由でマルーン塗装に改められたそうです。

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