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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「臨床の砦」 夏川草介

2022年01月08日 | 読書日記
COVID-19に対応する病院の様子をリアルに描いた小説。
医療現場がいかに大変なのか良く分かる。

「新型コロナ何てただの風邪」と言っていたり、ワクチン接種を拒否したり、感染対策もせずにばかげた行動をしている世の中のバカ者達に是非読んで欲しい・・・、けれど、そういう人に限って読まないだろうな。。。

COVID-19と戦っていいる医療従事者の方々に頭が下がります。






小学館
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「かたづの!」 中島京子

2022年01月07日 | 読書日記
読み始めてなかなか物語の趣旨が見えてこない。
3分の1辺りまで行ってようやく、祢祢(後に清心)の物語だと分かった。

史実に基づいたフィクションと言うことだけど、全く知らない人の話なので純粋にフィクションとして読んだ。
ストーリとは関係の無い話が長く続き、それが結構分かりにくい内容だったりするのでちょっと読みにくかったりする。

表紙のタイトルのレタリングが凝り過ぎで「わたづの!」かと思った。






集英社
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「鹿男あをによし」 万城目学

2022年01月04日 | 読書日記
「鴨川ホルモー」に通じる万城目学ワールドが堪能できる一冊。
スケールの大きさと奇想天外さは「鴨川ホルモー」以上、面白さも良い勝負。
表紙の堀田も良い感じ。

「ホルモー八景」のようなスピンアウト作品や続編は無いのかな??





幻冬舎
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「御師 弥五郎」 西條奈加

2022年01月02日 | 読書日記
お伊勢参りの道中記かと思っていたら何やら謎解きミステリーになって行く。
人情話の要素も有って盛りだくさんの物語。




祥伝社
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「神様のカルテ0」 夏川草介

2022年01月01日 | 読書日記
タイトル通り「神様のカルテ」シリーズの前日譚に当たる短編集。
と言ってもこのシリーズを読んだのは7年ほど前で細かいところはほとんど記憶にない。

「有明」は登場人物達が信濃大学医学部の6年生の時の友情物語。

「彼岸過ぎまで」は信濃大学を卒業した栗原一止がやがて研修医とし働くこととなる本庄病院の物語。
この話が一番夏川草介らしい。

「神様のカルテ」は研修医として踏み出した栗原一止の奮戦記。

「冬山記」はちょっと毛色が変わって冬の北アルプスでの物語。
最後の思わせぶりな着地点が専務?
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