辻村深月というおそらく女性の作品。
と言うのは、話の中に「辻村深月」と言う女性の登場人物が居るから。。
タイトルから想像がつく通り、ホラーミステリー。
ただ、基本的な設定がSFチックになってるうえ、推理小説とすればルール違反がいくつかあって、本格的なミステリーとは一線を画している。
県下一の私立の進学校の3年のあるクラスの学級委員8人(男女4人ずつ)が学校に閉じ込められてしまうところから物語が始まる。
それぞれ個性的だけど、それぞれ良いところが有って、みんな友達にしたら楽しいだろうな・・と言うタイプ。
最初はなんとなく自分の高校時代を連想していたけど、うちの高校には女性が殆ど居なかったんでだんだん別の世界だなぁ・・と言う感じになっていった。
その中から一人ずつ居なくなって行き、ホラー小説の様相になってくる。
しかし、最初に書いたようにそもそもの設定が現実的でないので、読んでる方は冷静で居られる。
最後の謎解きもそれは無いだろう・・って内容だし、後日譚もちょっと反則的。
でも、ミステリーではなくて、ミステリーっぽい小説として読めば大丈夫。
それなりに楽しめます。
本の厚さも気になりません。
講談社文庫 上下巻 819円(上下とも)
と言うのは、話の中に「辻村深月」と言う女性の登場人物が居るから。。
タイトルから想像がつく通り、ホラーミステリー。
ただ、基本的な設定がSFチックになってるうえ、推理小説とすればルール違反がいくつかあって、本格的なミステリーとは一線を画している。
県下一の私立の進学校の3年のあるクラスの学級委員8人(男女4人ずつ)が学校に閉じ込められてしまうところから物語が始まる。
それぞれ個性的だけど、それぞれ良いところが有って、みんな友達にしたら楽しいだろうな・・と言うタイプ。
最初はなんとなく自分の高校時代を連想していたけど、うちの高校には女性が殆ど居なかったんでだんだん別の世界だなぁ・・と言う感じになっていった。
その中から一人ずつ居なくなって行き、ホラー小説の様相になってくる。
しかし、最初に書いたようにそもそもの設定が現実的でないので、読んでる方は冷静で居られる。
最後の謎解きもそれは無いだろう・・って内容だし、後日譚もちょっと反則的。
でも、ミステリーではなくて、ミステリーっぽい小説として読めば大丈夫。
それなりに楽しめます。
本の厚さも気になりません。
講談社文庫 上下巻 819円(上下とも)