toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

狼の血

2011年08月05日 | 読書日記
鳴海章(しょう)著

なにしろ主人公がとてもいやな奴。
彼の視点で書かれるせいか、他の登場人物もみんないやな奴、もしくはどうでもいい奴ばかり。
幼馴染のヤクザと娼婦がかろうじて良い人。
読んでいて嫌になってしまう。

最後に意外な人物が黒幕と判明する。
多少の伏線は有るものの、何の脈絡も無く突然判明する感じでちょっと違和感が。

因みに推理小説では有りません。


光文社文庫 定価914円+税
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする