toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

楽園

2011年06月26日 | 読書日記
著者はこのブログではお馴染みの宮部みゆきです。
宮部みゆきの作品は、最初の一行から最後の「。」まで全部面白いものが多いけれど、これは月並みなスタート。
もちろん宮部作品だからそこそこのクオリティはあるものの、ちょっと物足りない導入部。
でも読むうちに物語に引き込まれて行くのはもちろんで、上巻が終わる頃には完全に宮部ワールド。

着想は同じ事務所の京極夏彦の榎木津礼二郎だと思うのは考えすぎでしょうか?
模倣犯の準主役とも言える人物が主人公。
とは言え、模倣犯を読んでいなければ話が見えないと言うことは無いけど、逆にこれから模倣犯を読もうという人にはネタばれになるようなことも書いてあるのでご注意を・・

時は流れる。無常です。。(笑)

文春文庫 上 667円+税  下 648円+税

ちなみに模倣犯は
新潮文庫 一 781円+税  二 590円+税
  三 667円+税  四 743円+税  五 743円+税
コメント
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