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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「証人殲滅」 渡辺裕之

2025年04月18日 | 読書日記

オッドアイシリーズの最新刊。
第12巻になるのかな。

スケールの大きさやダイナミックなストーリ展開は相変わらず。
車や武器の名前を一々書いてうざいのも相変わらず。

 

 

 

 

2025.2.25

中央公論新社

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「北緯43度のコールドケース」 伏尾美紀

2025年04月17日 | 読書日記
「数学の女王」が面白かったので手に取ってみた。
 
メーンとなるストーリは良くできていて最後まで楽しめたけれど読むのが大変だった。
時間が飛んだ後に回想の形で途中を埋めるような構成ばかりだし、伏線でも何でもないサイドストーリやエピソードが多すぎ。
もう少し読者に親切にしてくれても良いと思う。



2021.10.4
講談社
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「悟浄出立」 万城目学

2025年04月15日 | 読書日記

最初の表題作は悟浄が主人公の西遊記の一場面。
他の作品も多分中国の昔話を下敷きにした物語だろうけど、私には分からない。
そして、元ネタを知らないせいか、どの作品も何が言いたいのか理解できなかった。
万城目学だと期待していた内容とは全く違った。

 

 

 

2014.7.10

新潮社

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「ギフテッド」 藤野恵美

2025年04月15日 | 読書日記

タイトル通りギフテッドの物語だけど、良く話題になるようなとびぬけた才能じゃなくて、普通よりちょっとだけ・・って感じ。
それでもギフテッドって言うのかは疑問だけど・・・。

とにかく莉緒が私の子供のころとそっくりで、「そうそう、分かる!!」って思いっきり感情移入してしまった。
彼女ほどの才能は無かったけど。

最後は良く分からなかったけれど、少年の母親も一緒に行ったのか?

 

 

 

2022.11.30

光文社

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「出獄記」 山本譲司

2025年04月14日 | 読書日記

著者の体験記と短編小説が混在している本。
体験記の方は一人称で書かれているので簡単に区別できるので分かっていれば混乱することはないけれど、体験記からいきなり短編小説になった時は一瞬迷子になった。

刑務所やその周辺での問題を提起する内容だけど、盛沢山すぎて纏まりが無い印象を受けた。

 

 

 

 

2025.3.19

ポプラ社

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「戦国転生同窓会」 織守きょうや

2025年04月13日 | 読書日記

歴史に全く興味が無い私には、聞いたことない人とか名前しか知らない人だらけだし、出来事も良く知らない。
そんな私が読んでもそこそこ面白かったから、歴史好きにはたまらないかも。

設定も登場人物達のキャラもストーリも良くできていたと思う。
ただ、同窓会の費用はどこから??

 

 

 

 

2025.3.22

双葉社

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「じい散歩」 藤野千夜

2025年04月11日 | 読書日記

老夫婦のほのぼのした日常を描いた作品と思わせておいて、実は色々問題をはらんだ一家の物語。

主人公をはじめ登場人物がみんな友達にしたくないタイプの人ばかり。
強いて言えば自称長女の次男の健二なら付き合えるかも‥って言うほどまともじゃない人ばかりの話で、あまり楽しめなかった。

 

 

 

 

 

2020.12.20

双葉社

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「みしらぬ国戦争」 三崎亜紀

2025年04月10日 | 読書日記

状況がさっぱり分からないけれど、徐々に「となり町戦争」と同じく『戦争をしてるけれどみんな他人事と思ってる世界』の話と思えてくる。
真ん中の真っ黒なページで物語が一旦終わったようになっているけれど、そこまでの話はどうにでも取れるような状態ではっきりしない。
そこから先は、有川浩の「ヒア・カムズ・ザ・サン」とか「ストーリー・セラー」のように同じ物語が始まってそれが種明かしになっているのかと思いきや前半の続きが始まり、想像とは違って種明かしは物語が進みながらされて行く。
騙し合いばかりで結局誰が何なの??と、どこまで行ってもはっきり見えてこない。

期待していた三崎亜紀の世界とは全く違って残念。
個人的には三崎亜紀にはこんなスケールの大きな物語ではなく、ちょっとだけ違う日常の話を書いて欲しいな。

 

 

 

2025.3.17

KADOKAWA

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「メイド・イン京都」 藤岡陽子

2025年04月08日 | 読書日記

はずれが無い藤岡陽子。
これもはずれじゃないけれど、大当たりでもなかった。
アパレルに近いところで仕事してたくせに(しかも刺繍機の開発もしたのに)着るものにお金かける人の気が知れないと思ってる私には、あまり興味の持てる世界ではないということも有ったのかな。

ちょっと盛りすぎというか、色んな内容を詰め込み過ぎて、それぞれが中途半端になってしまいメーンのストーリもあわただしい感じ。
もうちょっと全体を整理してスッキリして欲しかった。

 

 

 

 

2021.1.30

朝日新聞出版

 

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「マリコにもほどがある」 林真理子

2025年04月07日 | 読書日記

シリーズ何作目になるのか分からないけれど、とにかくやたらと続いている文春連載のエッセイ集の最新刊。
週刊文春の2024年掲載分に文藝春秋2024年2月号掲載のものがおまけに載っている。

相変わらずテレビと芸能関係には興味が無いので理解できない内容も多いけれど、コロナの頃の作品みたいに全く付いていけない感じじゃなくなって読みやすくなってきた。
それにしても日大は関連機関みたいなのがやたらと多いんですね。

 

 

 

 

 

2025.3.14

文藝春秋

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「哀愁の町に何が降るというのだ。」 椎名誠

2025年04月06日 | 読書日記

もう一つの「哀愁の町に霧が降るのだ 」といった内容。
「哀愁の町に霧が降るのだ 」では書かれていなかったこととか、今だから書けることとか。
楽しく読ませてもらったけれど、「哀愁の町に霧が降るのだ 」を読んだ時のインパクトはさすがに感じなっかた。

 

 

 

 

2025.3.15

本の雑誌社

 

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「数学の女王」 伏尾美紀

2025年04月05日 | 読書日記

途中で犯人も動機も分かってしまったけれど、最後まで楽しめた。
登場人物達のキャラも良かったし、続編が有っても良いかも。

 

 

 

2023.1.23

講談社

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「怪物」 福田和代

2025年04月04日 | 読書日記

やっぱり福田和代は面白いなぁ・・と思いながら読んでいたら、真ん中過ぎたところで?。
真崎を説得して堂島の死体を消したところで物語が終わるのかと思ったらまだ半分近く残ってる。。
実際はその後が物語の本題になるんだけど、私的には余計な感じがしてしまった。
その後のストーリもそこそこ面白いんだけど、そもそも香西の行動原理に納得できないのでずっと違和感があった。

 

 

 

 

 

2011.6.10

集英社

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「魔力の胎動」 東野圭吾

2025年04月03日 | 読書日記

いつ振りか分からな程久しぶりの東野圭吾。
特に避けていたわけじゃないけれど、何となく成り行きで気づいたらしばらく読んでいなかった。

本作は鍼灸師の青年ナユタの問題を不思議な少女円華が解決するという連作短編集。
ナユタの馬鹿さ加減に少しイライラし、合理主義の円華にはかなり共感した。
世間では逆の印象を持つ人が多いかもしれないけれど・・・。
唯一の書下ろしである最後の表題作は、ひとつ前の話の続きになっているけれど、ナユタも円華も登場せず、なんだか思わせぶりな内容だけど、良く分からなかった。

 

 

 

 

2018.3.23

KADOKAWA

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「階段にパレット」 東直子

2025年04月02日 | 読書日記

絵画教室を開いて、そこで周りの人を巻き込んで、そして幸せにしていく女性のハートウォーミングな物語。

東直子はずっとイマイチだったけれど、「いとの森の家」以来の良い話だった。

 

 

 

 

2020.11.9

ポプラ社

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