主人公の渓哉の考え方が最後まで理解できなかった。
周りにいるのは良い人ばかりなのに・・・。
2015.11.30
文藝春秋
市役所に就職した大月ひらりの物語。
設定が良くできているので、もう物語の面白さは保証されている。
どこかで読んだことのあるようなことを集めたような感じもするけれど、これだけで終わるのは勿体ないから続編も。。
2025.6.20
新潮社
過去の事件の真相が14年後に明らかになるという物語。
14年前と現在の物語が細切れで語られるのでとにかく読みにくい。
こんなに短く区切らなくても・・・。
特に効果が有るとは思えず単なる読者に対する嫌がらせ?
ストーリは良くできていて、徐々に真実が明かされて行く展開は興味深く読んでいけるけれど、最後になって突然真犯人が明らかになるのはどうなんだろう。。
それまで特に伏線もなく唐突過ぎる。
エピローグはちょっと盛りすぎ。
2025.6.30
光文社
ストーリは面白くて最後まで楽しめたけれど、突っ込みどころだらけ。
冒頭の会議の場面であまりにも不自然な発言は読者への説明ということで良いとしても、技術的な項目とか開発ステップなどでは納得できない内容が沢山。
もう少しリアルに書いてもらえたら完ぺきだったのに。。
理系の大学卒業した元エンジニアなのに残念。
夏樹がキーマンになるのかと思っていたらモブキャラだった。
2025.6.30
光文社
「クリスマスの奇跡」の続編。
アイデアマンの信金職員の夏美が、神様の子どもの青馬に助けられながら次々と問題を解決していくけれど、女性のガラスの天井にぶつかってしまう。
目標が決まったところで青馬は帰ってしまうけれど・・・。
夏美の成長物語と共に青馬との友情物語といった内容だけど、何でもかんでも上手く行きすぎ。
2025.4.10
ブイツーソリューション
神様の子供が姿を変えている青い馬のぬいぐるみとクリスマスの夜に出会った山田の物語。
ジュブナイルの王道を行くような内容のファンタジ。
2022.12.10
ブイツーソリューション
「闇医者おゑん秘録帖」シリーズのなかで未読だった一冊。
次作で登場する首代の甲三郎や惣名主の平左衛門の出会いが理解できた。
2023.3.10
中央公論新社
一週間しかなかった昭和元年生まれの4人の親(もしくは育ての親)の物語。
それぞれ何の関係も無い4家族の物語が細切れに語られるのでたまにしか登場しない人は、誰だっけ??
歴史には興味が無くて背景が良く分からないけれど、それぞれが世の中の流れに翻弄されながらニアミスしたりして戦争が始まったところで第二部に続く。。。
2025.6.16
講談社
放火の方はほぼ思った通りだったけれど、利助の方はびっくりの展開。
伏線がどんどん回収されて行ったけれど、おまきは岡っ引きになったのか?
おはると卯吉が帰ってきたの?
色々気になることが有るけれど、続編に続くのか?
結局宗教が一番悪いってことだね。
2022.12.19
小学館
難しいテーマに対して、難しい立場に悩む主人公・・・と言う物語と言うのが作者の意図だと思うけれど。。。
まず主人公の謙吾考え方に全く共感できない。
私の考えは謙吾の上司の忠内に近い。
そして何より何が問題なのかサッパリ理解できない。
何故A案に反対する人がいるのか分からないから物語が遠い世界の話に思えてしまう。
本人が嫌なら拒否できるんだからA案に何の問題もない。
2015.6.6
小学館
豊臣秀吉の甥の三好孫七郎の物語。
と言っても歴史に興味のない私には「誰それ?」だけど。
関ヶ原で西軍として戦い浪々としている人を次の戦いのために集める物語かと思ったら、そちらはサイドストーリというか物語の一面で、彼の波乱万丈の人生の物語と言ったところ。
まったく興味のない題材だったけれどそれなりに楽しめた。
2025.6.22
双葉社
間にある「残陽の廓」を飛ばして先に「闇医者おゑん秘録帖」の第4巻。
前作は吉原が舞台だったようで、そこの関係者が色々登場するけれど前作が未読でも特に問題なかった。
元々は人情噺の連作中編集だったけれど長編ミステリーになっていた。
「残陽の廓」と共に続編も読みたい。
2024.3.25
中央公論新社
「闇医者おゑん秘録帖」が良かったので続編にも手を出してみた。
前作と違ってこちらは2編構成。
どちらも人を殺すお話。
2016.1.25
中央公論新社
主人公の亮磨の性格が悪すぎて、こんな主人公の小説は読みたくないなぁ・・・と思いつつも、きっと彼の成長物語で最後にはまともになるんだろうと我慢して読んで良かった。
途中でちょっとハラハラする展開になるけれど、プロローグで上手くいくことが分かってしまっているのが残念。
プロローグが無ければもっとドキドキしたのに何でこんな構成にしたのか。。。
愛は応用が利かずに創作できないと言う設定なのに、まかないでトマトの中華風炒めにチャレンジしたのは何故だ?
2017.6.20
講談社
願いをかなえてくれる鏡にまつわる連作短編集。
どの話も願いがかなったら別の世界が待っていて、幸せにはなれないというストーリ。
これはこれで有りだけど、この作者とは好みが合わない。
2018.5.20
新潮社