主人公の亮磨の性格が悪すぎて、こんな主人公の小説は読みたくないなぁ・・・と思いつつも、きっと彼の成長物語で最後にはまともになるんだろうと我慢して読んで良かった。
途中でちょっとハラハラする展開になるけれど、プロローグで上手くいくことが分かってしまっているのが残念。
プロローグが無ければもっとドキドキしたのに何でこんな構成にしたのか。。。
愛は応用が利かずに創作できないと言う設定なのに、まかないでトマトの中華風炒めにチャレンジしたのは何故だ?
2017.6.20
講談社
主人公の亮磨の性格が悪すぎて、こんな主人公の小説は読みたくないなぁ・・・と思いつつも、きっと彼の成長物語で最後にはまともになるんだろうと我慢して読んで良かった。
途中でちょっとハラハラする展開になるけれど、プロローグで上手くいくことが分かってしまっているのが残念。
プロローグが無ければもっとドキドキしたのに何でこんな構成にしたのか。。。
愛は応用が利かずに創作できないと言う設定なのに、まかないでトマトの中華風炒めにチャレンジしたのは何故だ?
2017.6.20
講談社
願いをかなえてくれる鏡にまつわる連作短編集。
どの話も願いがかなったら別の世界が待っていて、幸せにはなれないというストーリ。
これはこれで有りだけど、この作者とは好みが合わない。
2018.5.20
新潮社
3作の連作中編。
どれもやりきれない話だけど、最後にちょっと明かりが見えると言う内容。
あさのあつこはこんな小説も書くんだ・・とちょっとびっくり。
こっちの方向も続けて行って欲しい。
2013.2.25
中央公論新社
「正義のセ」シリーズの第4作だけど、タイトルに謳ってないから気づかなかった。
シリーズを読んだのは10年以上前だったからすっかり忘れてたけど、読んでるうちに背景とか何となく思い出してきた。
登場人物のキャラがみんな良くできているし、ストーリも申し分ない。
特に青井文彦とSATになった三上虎子、そして今回はちょっとしか登場しなかった佐藤が良い感じ。
これで終わるのはもったいない。
2015.6.30
KADOKAWA
終盤の展開はちょっと・・・。
あまりにも酷くない?
そもそもそんなに心配だったらスパイを張り付けるよりも人を変えた方が簡単だよね。
事件そのものもそうだけで、実際にそんなことが有るのか疑問。
結局最後は彼らの願いがかなったという解釈で良いのか?
物語の合間に思わせぶりの間瀬の話が短く入る構成は気に食わない。
2023.2.6
小学館
あとがきによればあの「カラ兄」のリライトとの事。
途中までは面白かったんだけど、裁判のシーンで登場する証人達の異常さは何?
原作のせいなのか全くリアリティが無いし、そのまま結審してしまうのも納得できない。
結局真実は何なのさ?
タイトルから少年探偵団が活躍して真実を突き止める話かと思ったのに・・・。
2025.5
理論社
簡単に言ってしまうと殺人事件の犯人を幼馴染の二人が探すという物語。
最初、登場人物に「重○」がやたらに登場して混乱するけれど、背景の説明が終わるまでの辛抱。
次の展開が気になってどんどん読み進めたけれど、主人公の長沢圭史の思考内容が良く理解できないし、犯人の動機はもっと分からない。
そのあたりをもっと納得できるようにしてもらえたら申し分ないんだけど・・・。
2022.7.20
祥伝社
ストーリ展開は面白いんだけど、そもそもの出発点となる遺言から始まって主人公達の行動原理が理解できないし、キモとなる映画の内容が全くピンとこない内容でリアリティが無さ過ぎ。
また登場人物達のカタカナのネーミングも良くない。
折角キャラ設定は良いのに残念。
2025.6.3
PHP研究所
ジュブナイルになるのかな?
自分のせいで弟が亡くなったと思っている中学生と、不登校の同級生、そして少し年の離れた女性。
孤独な3人のお城のお堀に住むアリゲーターガーを巡る友情物語というかちょっとシュール物語。
2025.5
理論社
夜間保育園を舞台にした連作短編集。
重いテーマの物が多くて色々考えさせられたりするけれど、どれも綺麗に纏まっているので(ちょっとうまく纏め過ぎな気もするけれど)深刻にならずに済む。
第二章で登場した林田律子は斗羽楓汰のその後のキーパーソンになると思っていたけれど再登場しなかった。
彼女は何の伏線でもなかったのか続編が有るのか、私の考え過ぎか・・・。
2025.5.24
双葉社
福田和代だから面白いんだけど、彼女にはこういう何でも有りになってしまうファンタジよりも、しっかりした知識や取材に基づいた作品を期待します。
2025.4.30
光文社
かの有名な小説(ちなみに https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43754_17659.html )からタイトルを思いついて設定を考えたと思われ、ちょっと無理がある。
コージーミステリの連作短編集だけど、最初の話をコピペして、2作目以降は構成も説明や描写もそのまま(もしくは一部変えて)使って別の話にするという合理的だけど手抜きな方法で作られているので、ちょっと馬鹿にされた感じがする。
それぞれの話は悪くない。
2024.6.30
集英社
「ぼんくら」シリーズの3弾目。
上下2巻だけど普通の本なら5~6冊分の厚さ。
この厚さでちょっとビビってしまうけれど、読みだしたら途中でやめることが難しくなるいつもの宮部みゆきワールド。
下巻の冒頭で犯人が分かって、この後すぐに物語が終わり残りは後日譚なのかと思いきや、引っ張る引っ張る。
下巻の中盤以降何やらタイトルが付いているのに騙された。
久しぶりの宮部みゆきだったけど、やっぱり面白い!!
2011.9.20
講談社文庫(上下巻)
文章が長いうえ、たまに破綻していてとても読みにくい。
読みにくい文章を何とか解読するも、結局なんだか良く分からない。
この人の本は何冊読んでも面白いと思えるものが無い。
2025.5.30
新潮社
全く興味のない競馬の話だけど馳星周と言うことで手に取った。
未知の世界の物語なので分からい用語が沢山登場するけれど、その都度解説が有るのでそのままファンタジーのようなつもりで読んだ。
競馬には平地と障害というカテゴリが有って、この物語はマイナーな障害が舞台。
ストーリ展開はかなりご都合主義だし、表現も大分大袈裟に感じたけれど、それなりに最後まで楽しめた。
だからと言って競馬に興味を持ったりはしなかったけれど。。
2025.5.30
光文社