初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ヤエムグラ   花が咲くことを知っている   東京都江東区都立の森

2021-03-26 00:01:14 | 東京都江東区都立の森

 

花が咲くことを知っている。

 

ウチのホソナガカンバス植物園にも、

アスファルト脇植物園にも、鉢にも、

どこにも出てくる。

この子にうつくしい花が咲くことを、

それが花だと知っている。

 

 

コゴメホシノヒトミと。

 

(八重葎)アカネ科ヤエムグラ属。1~越年草。
日本各地、世界に分布。

花期、2~6月(一般的には5~6月)。

花径、2mmくらい。長さ、1m近くに。

名の由来、葎の意味は、広い範囲にわたって生い茂る雑草や茂み。

重なって生えるようすを八重と。

 

 

 

アーカイブ。

2月初め。

 

2月中旬。

 

 

3月下旬。

 

 

4月末。

 

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

(小米星の瞳)オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

 


ソメイヨシノ     風までさくらいろに染め       東京都墨田区

2021-03-25 00:01:49 | 東京都墨田区

 

さくらにつつまれていく日本。

 

風までさくらいろに染め、

さくらから始まる、

アタラシイ一年。

 

 

 

(染井吉野)バラ科サクラ属。

エドヒガン系とオオシマザクラの交配。

江戸末期から明治初期に、江戸・染井村にて育成された。

以降、サクラと表現するときはソメイヨシノを指し、

圧倒的なシェアとなる。

名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。

 

 

 

アーカイブ。

 

 

 

 

 

東京の標準木とするのは、

千代田区・九段にある靖国神社境内のソメイヨシノ。

 

 

千代田区千鳥ヶ淵。

 

 


ハウォルチア・レインワルディ・カルウィニィ、と       いえの森    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-03-24 00:01:22 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

情報が少ない。

ヒットするけど、二番目から僕のブログがざっと並ぶ(笑)。

1980年代半ばころからウチに。 ざっと40年以上。

屋外で長く生育も平気。

花咲かないし、ほんと変化しない。

で、冬になると、同じ聖地南アフリカから来た

ムラサキカタバミが代わりに咲く♪

寄せたのではなく勝手に。 現地ではともだち?

 

ススキノキ科(ツルボラン科(ユリ科))。

原産地、南アフリカ 。

 

 

 

 

ムラサキカタバミ

外の世界を知らない箱入り娘。

突然発芽してから20年くらい経つでしょうか。

12月から咲き始めます。

 

(紫酢漿草)カタバミ科カタバミ属。

南アメリカ原産、江戸時代末期に渡来。

草丈、約30cm。花径、2cmくらい。

花期は4~7月。 室内では、12月~。

名は、葉が夜に三小葉を閉じる就眠運動で、、

横から見ると欠けているように見えることから

「片喰(かたはむ)」「傍喰(かたはむ)」と。

 

 

グレープアイビー(シッサス)

1970年代後半から80年代前半から育ててる。

分かりにくいけど、葉のカタチが違う二種を混ぜてる♪

ブドウ科の葉、大好きで、室内向きだから家中に置いてる。

 

(GRAPE IVY・Cissus)ブドウ科セイシカズラ属(シッサス属)。

原産地、西インド諸島、熱帯アメリカ。

1970年代から80年代にかけて、人気が出た。

原産地の様子は分からないけど、

ジャングルの半日蔭環境イメージ。

 

ソラに帰ったネコたちが大好きだったいえの森。

 

こんなに小さかったのに、もう中学生だなんて。

 


ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ・小米星の瞳)    植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-03-23 00:01:30 | 植物の名前

 

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

 

1cm巾側溝脇植物園。

毎年このようす。

側溝の中を観てみたいけど・・。

大きな葉はゲンノショウコ。

 

ホソナガカンバス植物園。

 

東京都江東区都立の森の大群生。

 

 

 

 

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。

花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

残念ながらホシノヒトミのようなうつくしい別名はないようです。

コゴメホシノヒトミだったらいいですね。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

 

アーカイブ。

10月中旬。

 

11月初め。発芽。蒔いたのではありません、勝手に(笑)。

 

1月下旬。

 

 

2月初め。

 

 

2月下旬。

 

 

3月中旬。

 

3月下旬。

 

4月下旬。

 

 

ヒメウズと。どちらの鉢だったか・・。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。 アーカイブ。

標準和名に、役に立たないことを犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ・立ち星の瞳)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

 

フラサバソウ

オオバコ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10~30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は4~5月。

難を逃れたうつくしいなまえ。

19世紀のフランスの植物学者、

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 


コブクザクラ    とくべつにまぶしい     東京都江東区都立の森

2021-03-22 00:01:41 | 東京都江東区都立の森

 

二回の花期の間、

真冬でも花を切らさない。

長い花期で、折々にうつくしいが、

葉桜のあかるい表情が、

ヒトの門出を祝うようで、

とくべつにまぶしい。

 

 

 

(子福桜)バラ科サクラ属。

原産地、日本。

コヒガン(小彼岸)あるいは十月桜と

シナミザクラ(支那実桜、別名カラミザクラ・唐実桜)の交配の説。

花期は、秋から冬と春の年二回。

花径2~3cm。

名の由来、1つの花には1つの実ができるが、

2つ以上の実をつける「子宝」の桜から。

花には雌しべが1~8本、これが子宝♪。

寒さで結実しないことも多い。

 

 

 

アーカイブ。

10月中旬。

 

 

10月末。

 

 

11月中旬。

 

11月下旬。

 

 

 

12月下旬。

何本もの雌しべがフシギうつくしい。

 

 

1月初め。

 

 

2月初め。

 

 

3月下旬。

 

 

 

4月初め。