ドラマ「歸國」

ドラマ「歸國（きこく）」を観ました。
終戦から65年との事で記念スペシャルドラマ。

ストーリは太平洋戦争で戦死した人達の霊が現代の東京に戻り
会いたい人に会ったり行きたい場所に時間限定で行くと言うもの。

自分達が命をかけて守ったはずの日本が良くも悪くも変わっていて驚いたり、
自分勝手な子孫にガッカリしたり、靖国問題が理解できなかったり
今の日本を見直す形で作られています。

キャストも良くて北野武サンや長渕剛サン、生瀬勝久サンが熱演していましたが
何が良かったって小栗旬サンと掘北真希サンのカップルが小栗旬サンの戦死で
別れてしまい霊となった小栗旬サンが年老いた堀北真希サンのところへ帰ってきた
シーンでした。

年老いた堀北真希さんを八千草薫サンが演じていたんですが確か彼女は80歳くらい。
それなのに小栗旬サンとの再会の場面は本当に可愛らしくて65年ぶりに再び恋人に
巡り会えた少女の雰囲気を醸し出していました。
小栗旬サンとの恋人同士の会話にもなんの違和感もありませんでした。
こう言っちゃ失礼だけど、これを岩下志摩サンや若尾文子サンではぶち壊しのミスキャスト
だったんじゃないかなぁ・・＾＾;

今年は終戦から65年と言う事でいろいろな番組が少し前から例年より多く終戦記念特集みたいなのを
やっています。私はなるべく観るようにしていますが、当時の人の立場や捉える角度の
違いで随分、異なった印象を受けるものだと思います。

いろいろな考えや思想はありますが平和にノホホ～ンとしているだけではなく
平和を守る努力をするとか自分の事や自分の国だけ良ければ良いと言う考えを見直す事が
大事だなぁ。。と思います。
じゃぁ何をどうするん？って言われても困るんですけど＾＾;
いろいろ問題山積みの日本。
終戦記念日周辺だけじゃなく、常に心に留めておきたい事だと思います。