台風予報で野外活動自粛の休日でした。
録画しておいたサッカーの試合を見たりして、
心臓に良くない展開でしたが、男女とも勝ってよかった!
このところ本を読んで山の気分だけ妄想してます。
最近読んだ本をいくつか
まずはazmさんの記事にもあった岳人備忘録です。
山に関しては熱い方ばかり
それぞれに世代もタイプも志向も違う方たちですが
皆さんが共通して語っているのは
主体的に山に向かう姿勢でしょうか。
自ら仕掛けて、自分のスタイルを追求して、
納得できる登山を創造していく。
アルパインでもフリークライミングでも沢登りでも
山岳写真でも低山ハイキングでも
自分らしい山行ができればそれがハッピー、
なんてことを考えました。
岳人備忘録でトップを飾るのはこの方
(この本を買ったのは岳人備忘録の前でしたが)
臨場感あふれる記述に引き込まれながら一気に読んでしまった。
だいぶ趣は違いますが、最近よく読んでいるのはこの人の本
サバイバル登山関係も読みましたが、
それとはまた別にこの百年前の山を旅するに書かれた、
登山の原点を探るような山旅、非常に興味深い内容でした。
木暮理太郎、田部重治、嘉門次、そのほか名もない人々・・・
それぞれの時代の登山を、装備も当時にできるだけ近づけて足跡をたどる旅。
こんな登山も面白い。
・・・で田部重治も読んでみました。
黎明期の登山界にあって、槍ヶ岳から立山・剱を経て早月川を下るまでの大縦走
奥秩父の沢や森をたどる旅、
現代の整備された登山道をたどる旅とは違った味わいを
彼らは感じていたことでしょう。
私も笛吹川の東沢を遡ったのはもうだいぶ昔のこと。
久しぶりにあの麗しい渓谷の姿を見に行きたくなりました。