ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

高尾山-陣馬山 2008年12月 その2

2008-12-30 21:21:19 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
景信山から陣馬山へ
道はよく整備されており、道標もしっかりしていて
安心して歩けるコース。
時々トレイルランナーやマウンテンバイクが現れてびっくりしますが。



時折開ける展望、富士山が見守ってくれております。



道標の目盛もだいぶ進み、残り四分の一ほど



やがて林の向こうに陣馬山山頂の影が見えてきました。



もうひと登りで山頂。
12時を回ったところで、山頂は昼食を楽しむ方が何組か。
私もあいた木のテーブルに荷物を置いて大休止。



おなじみのモニュメント



冬の好天の中、360度の展望。
頂上の西にどっしりと生藤山



鷹ノ巣山、御前山、その右奥には長沢背稜から川苔山に連なる稜線。



そして再び大岳山



生藤山の左手には大菩薩連嶺



大菩薩の右奥に雪をかぶった峰が小さく見えます。
金峰山ですね。その右は国師岳、奥千丈岳の奥秩父主稜線。



富士山が笠をかぶりました。



南方には丹沢山塊



高尾山でお会いした人も先についてコーヒーを飲んでおられました。
私もゆっくりと昼ごはんとコーヒーを味わう。
風もなく、日差しは暖か。
冬の低山歩きの醍醐味ですね。

あとはゆっくり帰路につくだけ。
藤野の駅へと栃谷尾根を降りて行きます。



山道を進むとひょっこりとお茶畑にでて、そこが栃谷の集落。
里山をつなぐ舗装道路を淡々と進みます。



駅前のお店で缶ビールを仕入れ中央線に乗り込みました。


終わり

高尾山-陣馬山 2008年12月 その1

2008-12-30 19:32:34 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
12月29日

年末の諸事を片づけつつ(放り出しつつ?)、
良い天気に誘われて、今年最後の締めくくりの山登りにいきました。
これも本当に久しぶりの、高尾山から陣馬山まで。

いつもはハイカーや観光客で賑わうこの山域も
とても静かで、落ち着いて山の雰囲気を味わうことができました。

京王線の中で夜明けを迎え、歩き出したのが7:30頃。
登山口のベンチはさすがに霜がおりて白くなっています。
この日は沢沿いの6号路から入りました。



琵琶滝の修行場横に見ながら



見事な大木を見上げて



針葉樹と広葉樹、常緑樹と落葉樹、さまざまな樹木が渾然とした森。
植物の多様性が高尾山の魅力。



沢の源流からはジグザグに高度を上げる。
朝日に照らされた落ち葉の道。



やがて舗装路に出るとまもなく山頂。
予想通りの富士山の姿。
その左には丹沢大室山がどっしり構えています。



その右彼方には南アルプスが見えています。
塩見岳のあたりでしょうか。
(画像を拡大してシャープかけたのでザラザラしてしまいました)



周囲に休憩している人数名。
6号路で出会った方に声をかけると、
目指すは同じ陣馬山、お互いに健闘を祈って出発。

風もなく、天気も申し分ない上々のコンディション。
所々開けたところで、展望を楽しみつつ快調に進む。



日の当るところは乾いておりますが、日陰にわずかに雪。
道の霜柱もまだ凍っています。
午後にはぬかるみになるかな?



城山直下から高尾山を振り返る。
東京方面が逆光に霞んで見えます。



城山を越えて、小仏峠へ。
道の途中にはこのような道標があって、はかどり具合がわかります。
三分の一は来たようです。



峠の小さなお地蔵さんには、きれいな花が供えられていました。



杉林の中を登り、あかるくなると間もなく景信山。
ここは東から北にかけて大きく開けています。
埼玉県の平野側。
近くの町はくっきり見えていますが、上空にはよどんだ空気。



北東に目を凝らすと奥日光の山が見えています。
右から女峰山、男体山、その左に日光白根山。



北には奥多摩の目印大岳山、左に御前山



どこから見ても周囲から頭一つ抜け出して存在を主張しています。



御前山はいつでも鷹揚にかまえた姿。
その左手は、先日登ったばかりの鷹ノ巣山



景信山のベンチに座り、温かいココアを飲みながら
しばし展望を楽しみました。

後半へ続く