星・宙・標石・之波太(しばた)

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星空案内人の集い2016

2016-07-06 23:40:07 | 
第8回を迎えた、星空案内人の集いが宮城県柴田町太陽の家にて7月2日~3日に開催されました。
7月1日、柴田町教育長の船迫さんに、この集いの告知と特別講演で国立天文台天文情報センター
縣 秀彦 普及室長が柴田町に来られて話すので出席しませんかとお伝えしてきました。

2日(土)、午前中名取市高舘公民館で「古地図から学ぶ故郷の歴史」の講座を行っていたので、
撤収後、太陽の村に向かいました。会場には13時45分頃到着です。
間もなく、船迫教育長も見えたので、主催者に教育長を紹介し、教育長の挨拶の了解を得ました。

船迫教育長から歓迎の挨拶をしていただきました

縣先生は、「夢をもって生きよう~輝ける未来のために、いま出来ること~」と題して特別講演を
行いました。本日、新潟まで行かなければならないということで、途中で帰られました。
大西さんの「星景写真再入門」、3件の発表後、本日の最後の発表は、管理人が「太陽の村の施設、
柴田町星を見る会の活動」と題して、太陽の村の設立の経緯、施設の内容、星を見る会発足、現在
までの活動、受賞歴等を発表しました。
夕食までの数十分はポスター発表等です。

手前は、阿武隈天文同好会の会誌「大熊」の創刊号から最新号までを展示、
天体写真も多数展示していました。

星座ポインターも展示していました
夕食後、晴れていれば大西さんの「夜の星景写真教室」でしたが、小雨模様なので懇親会に
突入です。多くの方と酒を酌み交わしながら交流を図りました。
3日(日)朝食後、
雨が降っていないので、屋上に上がりスライディングループを開け、望遠鏡(FC-125,MT-200)
を見ていただきました。30年以上使っていてほこりまみれです。
また、天文関係施設の元仙台市天文台長の小坂由須人さん設計の日時計、太陽の広場の周囲に配置
している黄道12星座絵のカラーパネルを合間に見ている方もいます。
午前中、発表が10件ありました。
我が阿武隈天文同好会から5名参加し、4名が発表しました。

伊藤さんの「祝仙台市天文台60年 60mm望遠鏡で60天体を見よう」

大槻さんの「私の天文歴」
12時、終了
ここで帰った人も多くいましたが、JAXA角田宇宙センター見学を希望者は、
太陽の村で昼食です。おすすめは「ぜいたくみそラーメン」です。
13時30分から1時間、管理人の案内で宇宙開発展示室を見学しました。
せっかく、柴田町に来たのだから、次来る機会が多分ないという方が見学して行きました。
見学したいが時間がないので、後ろ髪を引かれる思いの方もいました。
液体ロケットの構造、ロケットエンジンの研究開発の最前線、宇宙開発の歴史、
実機もあり、皆感動した様子でした。今回も予定の14時30分に終了です。
土曜日の午後から日曜日の昼過ぎまで内容の濃い「星空案内人の集い」でした。
主催者ではありませんでしたが、現地の世話人の立場でもありました。