ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

ご家族からの応援メッセージ(その2)

2010年05月02日 | 日記
4月27日にご紹介させていただいた、ある三重大医学部生とご両親様から、仕分けの結果をご覧になっての心温まるメッセージを再度いただきましたので、ご紹介します。


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大仕事ご苦労様でした。テレビでも豊田先生を拝見しました。本当にお疲れ様でした。これからも一ファンとして応援させていただきます。

両親からのメッセージも添付させていただきます。貧者の一灯とお受け取りいただけますとありがたいです。

三重大医学生の父母より

きのうの仕分けの結果は、とても残念でした。私共市囲に暮らしていますので高まいな立場には、縁はありませんが、国の有様をかってに決めている為政者のふるまいについては、節目の折々で、あきらめ切れなく、言いようのない思いを再び思わされることとなりました。これからも先生には、静かに、そして粘り強く、将来ある若者と日本の医療のためにも、ご尽力を続けていただくようお願いします。

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注)貧者の一灯
長者の万灯より貧者の一灯。金持ちの多くの寄進よりも、貧しい者の心のこもったわずかの寄進のほうが功徳が大きい。形式よりも真心が大切であるということのたとえ。

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仕分けの場での私の主張を聞いて、次の朝の議論が必要と感じた人がいる!

2010年05月02日 | 日記
事業仕分けの短時間の議論の場で、私は言いたいことの半分も言えなかったのですが、多少なりとも自分の意見を主張させていただきました。

結果はすべて否定されてしまったのですが、そのやりとりを聞いていたマスコミの方から、もう少し詳しく聞きたいという取材を申し込まれました。それで、5月7日にインタビューに応じる予約を入れました。

あの仕分けの場で、私の主張を第三者の客観的な立場からお聞きになって、短時間の場では議論が十分に尽くされておらず、もう少し詳しく現場の意見を聞く必要があると思っていただけたことは、ほんとうにうれしく思います。

事業仕分けのいわゆる“劇場的”な場面が終われば、それ以後はニュース価値がなくなると考えて報道をしなくなるマスコミが多い中で、きっちりとほんとうに正しいことは何かを追求しようとしているマスコミが存在するのですね。

もちろん、私の主張することが正しいか間違っているかは、取材の結果をもとにその報道機関が判断することなので、取材を受けても果たして報道していただけるのかどうか、まったくわかりません。でも、私の考えていることを正直にお話ししたいと思っています。

そして、そのことが、危機的状況にある国立大学と病院を救って、地域住民や国民への損失を食い止めることに何らかの形でつながれば、私の目的を達したことになります。

夫婦げんかでは次の朝文句をいっても、もう遅いと言われているのですが、果たして、事業仕分けの場合には、次の朝の議論をどれくらい真剣に検討していただけるものなのでしょうか?


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