今、台風が浜松に上陸し、東京も雨風が激しくなってきたところです。昨日の9月20日(火)に長崎大学病院150周年記念式典で、記念講演をさせていただき、長崎から東京のオフィスに到着しました。長崎空港では予約していたJALが欠航となりましたが、幸いANAが動いていたので、ANAに乗り換えて羽田に帰ることができました。竹橋駅からオフィスに来るまでのわずかのあいだに、風で傘がひっくりかえて折れてしまいました。今日はオフィスを早く退出しなくっちゃ。
さて、長崎での私の記念公演は「長崎大学病院への大いなる期待」というタイトルで30分間ほど話させていただきました。またとない記念すべき機会に、私のような者がお話をして、ほんとうに良いのかと思って、最初は躊躇したのですが、片峰学長先生、河野病院長先生の強いおことばで、はずかしながらお引き受けをしました。でも、もっと、学術的に高尚なお話をされる方がおられるのではないだろうか?せっかくお話をさせていただく以上は、みなさんに喜んでいただける話をしないといけないし・・・。
終わった後で、長崎大学の皆さんから、「やる気を与えていただいてありがとうございます」とか「30分では短かった」とか、「長崎大学をほめすぎですよ」とか、いろんな感想をいただきました。また長崎県選出の国会議員さんも何人かお聞きになっておられましたが、「こんな話は聞く機会がなかったので勉強になりました」などというご意見をいただきました。その後の祝賀会での来賓の挨拶でも、私の講演についての感想をお話になられたので、多少のインパクトを与えることができたのではないかと、ほっとしています。
これから数回のブログで、ぼちぼちその内容を紹介させていただこうと思います。
まずは、日本をとりまう”大いなる不安定”についてのスライド。リーマンショックを予言した経済・経営学者のルービニの和訳本のタイトルから”大いなる不安定”をとりました。
講演の後で、「医者から最初に経済の話を教えてもらうとはびっくりした。」という感想をいただきましたよ。
次のスライドでは、実は国立大学と付属病院も”大いなる不安定”の中にあることを説明しました。
つづきは、次のブログでね。