ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

仕分けの場での私の主張を聞いて、次の朝の議論が必要と感じた人がいる!

2010年05月02日 | 日記
事業仕分けの短時間の議論の場で、私は言いたいことの半分も言えなかったのですが、多少なりとも自分の意見を主張させていただきました。

結果はすべて否定されてしまったのですが、そのやりとりを聞いていたマスコミの方から、もう少し詳しく聞きたいという取材を申し込まれました。それで、5月7日にインタビューに応じる予約を入れました。

あの仕分けの場で、私の主張を第三者の客観的な立場からお聞きになって、短時間の場では議論が十分に尽くされておらず、もう少し詳しく現場の意見を聞く必要があると思っていただけたことは、ほんとうにうれしく思います。

事業仕分けのいわゆる“劇場的”な場面が終われば、それ以後はニュース価値がなくなると考えて報道をしなくなるマスコミが多い中で、きっちりとほんとうに正しいことは何かを追求しようとしているマスコミが存在するのですね。

もちろん、私の主張することが正しいか間違っているかは、取材の結果をもとにその報道機関が判断することなので、取材を受けても果たして報道していただけるのかどうか、まったくわかりません。でも、私の考えていることを正直にお話ししたいと思っています。

そして、そのことが、危機的状況にある国立大学と病院を救って、地域住民や国民への損失を食い止めることに何らかの形でつながれば、私の目的を達したことになります。

夫婦げんかでは次の朝文句をいっても、もう遅いと言われているのですが、果たして、事業仕分けの場合には、次の朝の議論をどれくらい真剣に検討していただけるものなのでしょうか?


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