ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

三重テレビのインタビューで、地元の皆さんの応援に期待

2010年05月10日 | 日記
週末に地元に帰った機会を利用して、地元の独立系テレビ局である三重テレビが取材を申し込んできたので、お受けしました。

お話をした内容は、ブログで書いたことや東京のテレビ局にお話した内容とよく似ているのですが、仕分けの結果が残念であるということに加えて、まだ、最終決定された段階ではないので、これから財務・経営センターのような国立大学や病院の経営を支援する第三者組織の必要性を当局に強く訴えていくつもりであることを強調しました。

また、地元のテレビ局だけあって、財務・経営センターが無くなると、いったい地元にどういう影響が出るのか、という質問をいただきました。

財務・経営センターは、国立大学や附属病院を間接的に支えている組織なので、ご説明しにくい面があることをお断りした上で、財務・経営センターが無くなることにより、大学病院の経営に支障が出ることになれば、たとえば、高度な医療機器の購入や更新が困難になり地域医療に影響すること、教育や研究に支障が出て、産学官連携にも影響が出て、今の政権の重要政策である医療・福祉による成長戦略にもマイナスとなることなどをご説明しました。

地元へ帰ると、私をテレビで見た、という人に大勢お会いしました。たくさんの皆さんから異口同音に「たいへんでしたね。ぜひ、頑張って下さい。応援していますよ。」という暖かいお言葉をいただきました。やはり、TBS、報道ステーション、フジテレビという視聴率の高い番組で報道されたことの影響は、すごいものがありますね。大勢の地元の皆さんの暖かい心を肌で感じた帰省でした。

今回は、地元のテレビ局でも私の主張をさせていただくことができて、ほんとうに良かったと思います。地元の皆さんの応援が、ますます高まることを期待しています。

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