これは、「共同通信」のミスである。周到に準備されている。ハノイ会談の不調をミス・リードした日本側をいかに外すか。Without Abeが本質である。拉致問題は、アメリカも、中国も、全く国民の利害に関係しない。もし、共同利益があるならば、韓国である。日本政府は、韓国との関係改善なしに、拉致問題をアメリカに肩代わりさせ、なおかつ、完全非核化を要求するのは、虫が良いと、世界から受け止められている。今回、習近平のピョンヤン訪問、トランプの板門店への訪問、これらは、日本側には極秘で伏せられた米中間の首脳の電話外交によるもので、Without Abeが本質が本質である。それは、Abeが悪いのではなく、主題が朝鮮戦争の完全な終結につき、中露、北朝鮮、アメリカ、韓国の4者が密議していることである。朝鮮戦争が完全に終わると、日本は、日米安保を利用し、国防費用を節約できない。貿易戦争の裏側で、米中の外交が進み、トランプは「中国は一つ」の原則を承諾し、アメリカ軍の国際警察の分担の減退に応じ、日中で分担して、西太平洋海域からインド洋、中東海域までを委ねる方向に舵をきったことが分かる。「人民日報」と大陸系の香港の新聞を読んでいると、Without Abeによる「朝鮮戦争完全終結」、金正恩のアメリカ訪問は既定の路線である。決して、即興外交ではない。習近平が貿易戦争の矛盾を弱めるため、アメリカ経済のデータ分析を行い、総合商社日本の収益構造と、アメリカ経済改革への具体的な提案を「近代経済学の立場から、科学的にコンサルタントとして提言した結果、朝鮮半島の終戦が、世界経済の成長の目玉になると踏んだからである。「共同通信」のミスリードである。なお、北朝鮮の短距離ミサイルは、日本が買い取りするほかはない。来年は、相当な北東アジアの情勢変化があるとみておいたほうがよい。【追記】トランプ親書にすでに、板門店での再会の提案を提案、それを持ち、アメリカの特使が平壌に飛んでいた。つまり、安倍さんが、蚊帳の外におかれていたわけである。共同通信の「即興外交」という報道はミス。北日本も富山・北国新聞も、ミスを報道させられた。
僕はTVやネットで宣伝される防衛大学校の教育成果を拝見し、また「ダメな日本陸軍」の再来を心配している。なぜなら、最大の脅威である中国人民解放軍の宇宙空間の工学を含め、５G時代に対応し、ステルス戦闘機を国産開発した改革を片目に見ているからだ。いまどき4年制大学の卒業生は、短大ランクの高等工業高専、つまり高専の卒業生よりも劣ることは、製造業の採用人事担当者の常識である。それから、校長の人事も疑問である。中国研究の専門家、国分さん、中国現代史ではこれをいった研究成果のない慶応の法学部の教授である。防衛大学が防衛大学院大学として、博士を何百人も要する国家枢要にするためには、理工系や医薬系のリーダーを必要とする。少子化社会に移行すると、民族の頭脳が民間企業に分散していると、民間から外国に技術が転移され、日本の製造技術の基本が奪われる。現在、日本の高等教育は、文部科学省の系統、国土交通省の系統、総務省の系統、そして、防衛省の系統に分かれている。写真にあるような、観閲式の訓練で時間をつぶしている暇はない。世界のIT科学技術の展開は、一国の猶予もなく、最先端化につぐ最先端化が生まれている。「大学」の時代は終わり、「大学院大学」の時代にすでに移行している。最先端の国家防衛大学院大学に進化・改変されるなら、富山県の優秀な県立高校からも、特に女子の志願者も出てくるといえる。中国と人口比で、15対１の劣勢をカバーするには、「頭脳」戦しかない。国分さんが、改革案を示し、辞任し、防衛大臣と学長は理工系科学者でないといけないと提唱することだ。
