立て。怠惰な心よ。手を出して働き、手を挙げて祈れ。天国も地獄も真剣である。私もそのように真剣でありたい。そして、今夜私の神、主のためによい種を蒔きたい。
人生の夕暮れにおいても使命がある。人生は短い。活力のあふれた夜明けがあり、老衰の夕暮れが来て、人の一生は終わる。人生は短く、一日もむだにできない。古い話にあるように、もし偉い王様が黄金を山のように持って来て、一日に数えられる分だけやると言うなら、私たちはその日を長い一日とするだろう。すなわち、朝は早くから始め、夜遅くなっても手を休めないに違いない。しかし、これよりはるかに尊い仕事は、たましいを獲得することである。それなのに、私たちがすぐにその仕事から手を引くのはなぜか。
ある人たちは非常に長命である。私が彼らであれば、残る全能力を傾けて、最後の瞬間まで私の尊い忠実な主にお仕えしたい。主の恵みにより、私は馬具をつけたままで死にたい。私のからだを横たえる時、初めて私の責任を解かれたい。
老いたる者は若い者を教え、弱い者を力づけ、気落ちした者を励ますことができる。夕暮れには日中の炎暑はない。しかし静かな知恵がある。それゆえ、私は夕方にも手を放すことはしない。