トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

三日月池のカサスゲ抜去

2017-07-06 | 水辺環境の保全
 水抜きをしウシガエル一匹を駆除したのだが、もう一匹の所在が不明のままである。水見回りの折々に生活痕跡を確認しようと仔細に観察しているが痕跡は見いだせないでいる。水量が減ったままだから移動の可能性もあるけれど、移動されると厄介になる。

 降雨が無くて底を見せたままの時期の事だが、少しは水溜りがある。時折はオタマジャクシやイトトンボのヤゴが水面に姿を見せるから全滅は避けられたとは言え、この当時、降雨が無く干上がれば今期の発生は望めない。ウシガエル駆除に当たって「今季の発生は捨てる」と決意して行ったものの未練が出てきて「お爺心はまだらボケ」というところか。

 今期の発生は捨てたついでにカサスゲを抜去した。シーズン初めに多くのクロスジギンヤンマを羽化させた場所であるけれど、水域内への侵出はコントロールせねばならない。腐植層が意外に深く、畳5枚程度の面積を抜去し、汗だくでさっさと退散した。
 その後、十分すぎる降水量があり、水辺への送水構造が破壊されたのは既にアップしているが、今回の台風も必要以上の降水量だったから、助っ人加行から帰宅し明けた今日はまず水見回りが最優先になる。未明三時台には起床してしまったが、出かける訳にもいかぬ。

  抜去部  ➡   抜去終了      基盤層は粘板岩

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