トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「オニヤンマもそろそろ残暑疲労気味!」

2024-10-04 | 今日は真面目に

 10月ともなると頭上を舞うウスバキトンボは別にしてトンボ類を見られるのは日当たり良好なトンボ池周辺と三日月池に連なる草地だけになってしまう。この日はトンボ池でコナギの抜去を行っていたのだがオニヤンマは二頭飛翔している。オス同士と言う事もあり休んでいる近くを通ればさっそく追いかけっこになるのだが、ひとしきり追いかけっこをして直ぐ近くの枝先にぶら下がって来る。

 翅を良く観察しないまでも透明度は薄れくたびれた感じは伝わって来るから「暑い盛りご苦労様でした!」とねぎらいの言葉でもかけてやりたくなるというものである。盛期にはまず止まった姿などを撮影できる機会は少なく、大方が晩秋になり「そろそろ姿を消す頃か…」という時期になってようやく撮影が出来る。今期の大型トンボの視認機会は少なく、ギンヤンマは確認無しでマルタンヤンマは数回どまりだった。まあ、実際には飛翔していたのかも知れないけれど、7月8月は猛暑で大幅に出勤減少し9月は隣り沢の水源地への災害復旧で手を取られたから「観察できる日々」そのものも極端に減ったのだ。

     


引き込みパイプの変更

2024-10-04 | 水辺環境の保全

 林接池に水を取り入れるため流路に堰を作りパイプを通して湛水していたのだがパイプの長さが短く、その分、堰の横幅が広くなりどうしても水漏れがしやすくなっている。渇水期には多少の水漏れでも重大な干上がりの要因にもなりかねないので廃材のパイプの中から30cmほど長いパイプを見つけたから暑い最中ではあるが交換した。もう、パイプを掘り出す時点から眼鏡は曇るし汗は堪るしで視界が悪くなり不快極まりなかったのだが「もう嫌!」と投げ出す訳にもいかず作業貫徹したのだった。この日の最高気温は34℃で、作業中のフイールドの気温は32℃だったからいくらも違わない。

 旧パイプを掘り出して導水パイプを交換したのだが30cm程度の長さでも堰の漏水部を埋め立てできる長さになったから、これでしばらくはパイプ周囲からの漏水に悩まされずに済むだろう。涼しくなったら新しく堰を作り替えて更なる水の流失を押さえたい。