トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

夏草や猛暑の果てに消えた夢・・・

2024-10-01 | 小人閑居して憮然

 九月も終わりとなる。尾根突端部の秋草開花しているであろう園地に行ってみた。八月は地獄の猛暑続きで九月はこの日が初めての訪問だから二カ月間以上、足を運ばなかった事になり、それだけ手入れが遠のいたと言う事になった。

 あーあ!、一見して草ぼうぼうの園地である。期待していたオミナエシやフジバカマの満開などどこにもなかった。本来の植生に席巻されるがまま、為すがまま、と言って良い。まあ、悔し紛れに言えばこれが本来の野生の姿なのであって自然な姿なのであるけれど、これでアサギマダラの飛来と鑑賞はまず望めなくなったと言って良い。ノアザミ、オミナエシ、フジバカマの吸蜜園を形成していたのだが今期の熱中症警戒アラート「危険」出っ放し、その間にゲリラ豪雨度々で数少なくなった作業日も自転車操業・水商売に向けねばならず、水を届ける必要のないフイールドには足を向ける余裕はないのは必然だったのだ。

 もうすでに「遅かりし由良之助!」状態で花園には戻らないけれど威之志士様の跋扈蹂躙を防ぐためには草藪を見通し良くしておかないと根茎までも失ってしまうのは必定、一日を刈り払いに当てねばならない。まあ、とんだ手太楽ではあるがフジザクラとツバキの根元に定植したキジョランは威之志士様の抜根被害にあったものの元気が良くてそれだけが救いだ。