トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「思い立ったが実食」

2024-05-26 | 感じるままの回り道

 連日の小雨模様を幸いとして孤爺さんは夜鍋をしてまた未明から粛々と孤軍奮闘、甚平作りに励んでいるのであった。そういう状態だと待てない孤爺さんは飯抜きをしたくなるのだがこれ以上の老衰は避けたい。まあでも、夜間の漏水は避けられそうも無いので受容と寛容の精神で臨むしかないのが人生だなあ。さて、そんな訳で台所では立食で済ますかと雑炊が早いので仕掛けたのだが直ぐに気分は変り「そうだ!リゾットが良い!」となったものの材料は無し。そこでなんとかあり合わせてリゾット風紛い物で誤魔化したのであった。でも美味しさは犠牲にしないのが大和男の心意気なのである。

 前日の残りご飯をフライパンで煮たてイナゴの佃煮、粒コーン、魚肉ソーセージ、インゲン、粉チーズで煮込み、黒コショウを掛けて実食する。心はミシン掛けにあるのだが「旨い!」を感じる余裕もあるのだ。食べながら何時もの妄想、いいえ降臨レシピは「イナゴご飯」であった。「蜂の子も虫、イナゴも虫」であるから炊き込みごはんで美味しいはずだ。既にハチの子飯は30年も食べていない。「昆虫食は世界を救う」はずであるからして老衰も夜間の漏水からも救ってくれるだろうと早速夕食に炊き込んでみた。

 材料は写真の通りなのだがまたもや待てない性格ゆえの準備不足でニンジンが欠けてしまった。いろどりが寂しいけれど鮮やかな色彩満載のコース料理一食を楽しんでも最後は一色に変換されるのであるからしてニンジンが無くても中長期的には何の支障も無いのである。味付けはイナゴの佃煮任せだったので少々薄味仕立てだが年齢を考慮すれば減塩はベストだ。炊き込んだイナゴの歯ごたえは佃煮時とほとんど変わらず、この点が不満と言えば不満で、奥歯の不調で好きな固いものを控えなければならず、バリバリ齧りたいイナゴも炊き込んでも少々固めだったのは裏目で恨めしい。まあ、冷や飯喰いでないだけ有難いのう。

 それもこれもご先祖様のご加護のお蔭でありがたや!。食べて快腸ミシンも快調泥浚い不調・・・。

 

 


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